※ご注意 |
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営業時間については、2021年1月21日時点のものを掲載しています。 変更されている場合がありますので、来店される際には各店にご確認いただけますと幸いです。 |
ネオンきらめく、オシャレ神戸の代名詞「三宮」で、ロマンチックな神戸の夜を堪能したい・・・!
神戸が誇る牛肉「神戸牛」を心ゆくまで楽しめるバルに行きたい・・・!
神戸に縁のあるスタッフが多く在籍する、われわれ美味い居酒屋探し隊。
今回はスタッフ念願の取材の地「三宮」に足を運びました。
こんにちは!
関西生まれ、関西育ち、今は西宮在住だけど神戸が大好き!「美味い居酒屋」編集部の広江です!
今回の「美味い居酒屋」は神戸が誇る繁華街「三宮」エリアの特集!
三宮といえば、その地に降り立つだけで高揚感が心を包んでくれるような、きらめき度MAXなエリア。
神戸の学生やサラリーマンでにぎわう「生田ロード」や、縁結びの神様で有名な「生田神社」なども有名ですね!
今回紹介するお店は、そんな三宮駅から元町駅までのエリアで見つけた素敵な居酒屋ばかり。
きらめき度MAXとは書きましたが、今回はあえてのあえてで、隠れ家的に使いたいディープなお店をセレクトしてみました。
一部を紹介すると・・・。
熟成された神戸肉とワインの究極のマリアージュが楽しめる肉バル。
ママとの掛け合いが楽しい、東京下町スタイルのホッピーが楽しめる居酒屋。
(神戸であえて東京下町スタイルを楽しむというところが乙かなと)
などなど。
この記事を読み終わるころには、あなたの足は自然と三宮に向かっているかもしれません・・・!
それでは、まいりますっ!
今回紹介するお店
まずは各店の場所を地図で確認!
1.【生田神社東】東西のスタイルが融合するディープな隠れ家『守破離』
三宮駅から一本北へ上がった、高級焼き肉から居酒屋、ラーメン屋まであらゆるスタイルの飲食店がひしめくエリア。
その一角の雑居ビルの3階に『守破離』はあります。
ビルにエレベーターはありません。
らせん階段をのぼりきると、目の前にドアと水色のネオン看板がぽつり。
試しの門かな・・・?
「ごめんください・・・予約した広江ですけど・・・」とどきどきしながらドアを開けると、
「あらー!来てくれてありがとうー!」とママが超明るくお出迎えしてくれました。
本当は人に教えたくない、けど、人を連れていきたい!
「飲み屋」という呼び方がぴったりくる『守破離』は広江が紹介します。
このお店の特徴は、お酒は東京下町スタイル、料理は大阪下町スタイル、場所は三宮のど真ん中、といろいろ混ざった中に「ママ」という一本の柱が通っているところ。
大阪生まれ大阪育ちだけど、東京の下町酒場を飲み歩いているうちに、その飲みスタイルに心酔したというママ。
「自分が毎日来たいと思える飲み屋」を目指しているそうです。
根っからの関西人の私には東京下町スタイルときいてもピンとこないので、今夜は存分にその飲み方を教えてもらうことにします!
東京下町代表ホッピーとこだわりのレモンサワー
このお店ではまず「ホッピー」を頼むお客さんがほとんどとのことで、『ホッピー』を注文。
ていうか「ホッピー」ってなに?
ホッピーとは、「ビールっぽい味の炭酸飲料」のことで、「ホッピー」は商品名です。
自分の好きな配分で、甲類焼酎をホッピーで割って飲む、というのがお決まりスタイルなのだそうです。
ビールと違ってホッピー自体のアルコールは1%以下。
甲類焼酎を合わせることでアルコールドリンクになるんです。
ちょっと待って!「甲類焼酎」とは・・・?
分からない単語が飛び出しましたが、ママに聞くと説明してくれます。
まず、焼酎には芋やしそなど原料の違いだけでなく、製法の違いよる種類があります。
さきほどの「甲類焼酎」は何度も何度も蒸留する工程を経て造られ、雑味が少なくクセのない焼酎が多いそう。
いっぽう、「乙類焼酎」は一度しか蒸留しないので、麦や芋など原料の味わいが残ります。
難しくなりましたが、ホッピーと合わせるのは「甲類焼酎」だよ!ということです。
写真はキンキンに冷えて霜がついているジョッキに、ホッピーと焼酎を入れたところ。
「3冷」といって、ホッピー、焼酎、ジョッキの3つをキンキンに冷やすことで、氷や水で薄めずに飲むのが最高とか。
このお店では、写真真ん中にある焼酎「キンミヤ(正式名称は「亀甲宮焼酎」)」をホッピーで割るのが定番。
ラベルの金色の「宮」の文字から「金宮」→「キンミヤ」という愛称です。
さらにホッピーにはツウなおかわりの仕方があります。
ホッピーを瓶に半分残して焼酎だけを追加注文する、ということができ、これを「ナカおかわり」、
反対にホッピーだけを追加するときは「ソトおかわり」といいます。
つまり、ホッピーを「ソト」、焼酎を「ナカ」と表現するんですね。
・・・ホッピーって・・・深い。
酔いたい度合いによって、ナカだけ追加したりソトだけ追加したりもできる。
ジョッキごとおかわりするよりおトクなところが、お財布にやさしいホッピーならでは。
ここまできいてなるほど、これが東京下町スタイルか・・・!とわかってきたような。
ふう。
乾杯もまだなのにめちゃめちゃ長くなってしまいましたが、もう一杯はレモンサワー。
どん!
写真真ん中の小さな瓶、レトロ感がハンパない・・・。
小さな瓶は「マスコット」といって神戸のメーカーが造っている炭酸水。
甘くないので、これまた先ほどの「キンミヤ」焼酎と相性バツグンで、最高のレモンサワーになるのだとか・・・!
写真はキンミヤだけをグラスに入れたところで、ここからマスコットで割ります。
ディープだ・・・。
やっと乾杯!
まずはホッピーから。
くぅー!すがすがしい!
クリアでほのかに甘く、ほのかにビールっぽい!
けれど焼酎らしいクセは全然ない!なんだこれは!
焼酎が入っているだけに、アルコールが高めな感じはしますが飲みやすい。
焼酎の配分を自分で変えられるというのはとてもいいですね。
「混ぜるとホッピーの炭酸が飛んじゃうから、混ぜへんの。飲み進めるうちにじわじわ混ざるのがいいんよ。」とママ。
わかりました!
もうなんでもいうとおりにします!
次はマスコットとキンミヤのレモンサワー。
シンプルで潔い!
いろんな居酒屋でいろんなレモンサワーを飲みますが、シンプルで潔い、初めての感覚です!
おかんのマカロニサラダ
お料理にメニューはありません(笑)
「お任せ3品1,000円のコース」か「6品2,000円のコース」の2種類のみ。
3品コースはだいたいいつも同じメニューで、6品コースのプラス3品は「ママの気分」。
今回は6品コースを頼みました。
ちなみにお酒のメニューはあります(笑)
まずはこのお店定番『マカロニサラダ』。
おかんの味!
懐かしく優しい味です。
マヨネーズは控えめ、ハムが入っていて、卵感がすごい!
モチモチのマカロニです。
ホッピーは香りがビール、というくらいでほんとにクセがないので、こんな優しいマカロニサラダにも合います。
予約分しか作らない、手間暇かけたおでんと西成風ホルモン煮込み
このお店は6席しかなく、ママひとりでやっているので完全予約制。
お料理も予約分だけ用意するので、そのぶん一つひとつ丁寧に、ママが手間暇かけて作っているのです。
(予約がないと、お料理がないこともざらにあるとのこと)
2品目は『西成風ホルモン煮込み』。
ホルモンでかっ・・・!
そして透き通った出汁・・・!
七味をぱらぱらかけていただきます!
んー!歯ごたえがプルプルで、じんわりと優しいお出汁が染みている。
白ごはんをざばんと入れたいくらい、最小限の脂です。
ホルモンは何度も何度もアク抜きして、食べやすく脂感が少なくなっているのだそう!
そしてまたホッピーとも最高に合います。
お酒とホルモン煮込みのバランスがいいというか、いくらでもいけそうです。
次はママが長時間丁寧に煮込んだ『おでん』!
ちくわからいきます。
ふわああああ!
じゅわああっと出汁がしみてうまい!
もう最高!
顔がこうくしゃっと(><)なります。
たけのこのおでんは大阪下町、西成スタイルとのこと。
しゃきしゃきで、食べごたえあります。
加えて卵もでっかい!
おでんの出汁は透き通って、脂感はほとんどありません。
ちょっと甘めで、飲めるほどの濃度のお出汁です。
またしても白ごはんにかけたいです。
ママが大好きな西成のおでん屋さんの味を研究しつつ、いきついたお味だそう。
こちらは同僚に盛られたぶん。
具が違いますがしみしみなのはもちろん同じです。
キンミヤ梅割りはひとり3杯まで
飲みやすいキンミヤ焼酎の力に圧倒されつつ、さらにキンミヤの別の飲み方があるとのことで、『キンミヤ梅割り』をオーダー。
梅割りとは、「梅のエキス」というものをキンミヤに好きなだけちょっと入れるもの。
ほぼ焼酎(笑)のためアルコールが強いので、ひとり3杯までというのが暗黙のルールです。
小悪魔的な梅感!
ほんのり甘くまろやかで、ちびちびゆっくり飲みたい感じ。
梅エキスがしょうゆ差しに入っているのはご愛嬌。
エキスはちょろっといれるだけなので、大きな瓶だといれにくいからでしょうか。
この梅エキス、もとは写真左側にある2本の一升瓶「天羽の梅」をママが独自にブレンドしたもの。
こだわりっぷりがすごい・・・!
ノスタルジックなハンバーグとアジのきずし
4品めは『ハンバーグ』です。
みっちりむっちり・・・!
ハンバーグというと肉汁じわぁを想像しますが、こちらは肉団子っぽくてみっしりとお肉が詰まって脂感が少ない。
お味もアッサリしています。
これがまた梅割りに合うんです・・・。
これでもかと優しいんです。
お肉の次はお魚。 『アジのきずし』です。
清・涼・感!
酢がきいてお酢で熟成された旨味が凝縮されています。
丁寧に処理されたアジはてろてろ。
酒好きが作った、酒好きのための最高のアテです。
クリアでクセや香りがほとんどないのに飲みやすいキンミヤは、シンプルな和食の邪魔をせずなんにでも合う!と実感します。
ボリューム満点のホルモン3種盛り
6品コース最後は『ホルモン3種盛り』。
日替わりで部位が違うそうです。
脂がじゅわりと甘い・・・
写真だと伝わりにくいですが、これも一つひとつが超でかい!
プリプリ、プルプルして、口のなかで噛めば噛むほど甘い脂がじわじわきます。
ママがお客さんとおしゃべりしながら、ゆっくり火を通すホルモンは、余分な脂は全部落ちて美味い脂だけが残っている。
そしてまたボリュームがすごいんです。
東京下町スタイルの飲み方は初めてでしたが、ディープすぎる要素でお腹も頭もいっぱいになった夜でした。
(実はハイボールもいただいたのですが、写真がうまく撮れておらず、そのぶん伺ったウンチクをたくさん載せることにしました。)
常連さんは明るいママとのおしゃべりも楽しみにくるひとが多いそうです。
私たちが行った金曜の早い時間からも、数人のお客さんが出入りしましたが全員おひとりさまでした。
「ノンアルコールは一切置いておらず、美味しくて強いお酒ばかりなので、お酒が飲めるひとだけ来てな」というママ。
豪快だけど一本筋が通ったママと、こだわりのお料理、こだわりのお酒に会いに、ぜひ予約して行ってみてほしいです。
ちなみに予約は2,3日以上前がベター。
おでんやホルモンの準備に時間がかかるそうです。
壁にあったキンミヤのポスターも貼っておきますね。
このお店のロゴも、キンミヤが好きすぎて、キンミヤのロゴにインスパイアされたデザインになっています。
お会計して驚きました。超ハイコスパです!6品(2,000円)コースだと本当に満っ腹になります。
今回注文した料理一覧
- 6品コース(2,000円)
※6品のうち2品は「マカロニサラダ」「西成風ホルモン煮込み」で残り4品はおまかせ
このお店の情報
店名 | 守破離 |
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電話番号 | 090-5364-1130(予約可) ※必ずお電話の上お越し下さい(当日予約可) ※お酒が飲める方しか入店できません |
住所 | 兵庫県神戸市中央区中山手通1-2-7 リッチビル 3F |
営業時間 | 17:00~22:00(L.O.21:00) ※2/7まで休業 |
定休日 | |
席数 | 6席 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 一人で入りやすい |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月21日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
2.【生田ロード】手作り燻製と神戸牛が味わえる大人の隠れ家『雪月風花』
三宮駅から徒歩3分。
いくたロード近くの雑居ビル6階に、『雪月風花』があります。
『雪月風花』は、化学調味料や添加物を極力使わない、手作りの創作料理が味わえるお店。
食材は地元・兵庫の野菜や魚、お肉を厳選しています。
こんにちは。
オシャレな空間と美味しい料理に目がない、「美味い居酒屋」編集部の伊藤です。
都会の隠れ家のようなこのお店は、私が紹介します!
飲んでもビリビリしません!『電気ブランの辛口ジンジャー割り』
メニューを開いて、まず目に飛び込んできたのが『電気ブラン30』というリキュール。
オススメの飲み方を聞くと、「お酒は強いですか?電気ブランはアルコール度数が30度あるので、もしお酒が強いならロックやストレート、そうでなければ、辛口ジンジャエール割がオススメです」とのこと。
まだ1杯目なので、ここはちょっと慎重に、辛口ジンジャエール割で注文しました。
このような感じで電気ブランのストレートと、ジンジャエールが別々に出てきます。
自分で好きな濃さに調整して飲むことができるので、お酒があまり強くなくても安心ですね。
ではさっそく、友達のビールと乾杯です!
あっ、想像と違って、甘い!!
電気ブランは、ブランデーをベースに、白ワイン・ベルモット・ジンなどを配合したリキュール。
明治時代に誕生した歴史あるお酒で、当時は新しいものに「電気」とつける風潮があったことから、『電気ブラン』と名付けられたそうです。
味はハーブ系の甘みが強く、ピリッと辛いジンジャーエールと出会うと、スッキリさわやかなカクテルに変身しました。
見た目も味も大満足!『先付け八寸』と『明石真鯛のカルパッチョ』
初めての『電気ブラン』にテンションが上がったところで、お通しの『先付け八寸』が登場。
えっ・・・豪華すぎない!?
思わず、「これがお通しですか?」と確認してしまいました。
まるでつみれのような食感の「自家製かまぼこ」やお酒が進む「ごぼうのナムル」などは、あとで単品で注文してもいいかなと思うほど、美味しかったです!
なんでも、こちらのお通しは、すべて手作りで化学調味料、添加物をほとんど使っていないとのこと。
素材の味が生きていて、ほかの料理への期待がふくらみます!
まずは、地元でとれた『明石真鯛のカルパッチョ』を注文。
わあ、なんてオシャレなカルパッチョ!
こちらも、見た目だけではなく、味も最高。
モチモチで新鮮な真鯛と、バルサミコ酢&パルメザンチーズの酸味が織りなすハーモニー。
必ず、よく混ぜてから食べてくださいね。
手作りの『燻製盛り合わせ』には赤ワインを合わせて
続いて、名物の『燻製 六種盛合わせ』を注文。
なぜだろう、見ただけで絶対に美味しいとわかってしまうのは・・・。
こちらはすべて、店内のスモーカーで燻製された手作りです。
単品メニューの中から好きな2種類が選べ、あとはおまかせで出てきます。
今回の内容は、「スモークサーモン」「たまご」「鶏」「合鴨」「タコ」「クリームチーズ醤油漬け」。
中でも印象に残ったのは、「クリームチーズ醤油漬け」!
スモーキーな味わいの中にチーズの酸味をしっかりと感じて、お酒が進みます。
口の中でとろける食感がたまりません。
もう一つ挙げるとしたら「合鴨」ですね。
見てください、この合鴨の肉厚さ!
とってもジューシーで、噛めば噛むほどスモーキーさが際立ちます。
すべての食材が、かなりしっかりスモークされていて、赤ワインにめちゃくちゃ合いそう。
そこで、さっそく『グラスワイン』注文しちゃいました。
うんうん、これこれ!
ボディーが強くしっかりした味で、燻製にも負けません。
一頭買いだからできる!圧倒的なハイコスパで提供される『神戸牛ステーキ』
実は、最初にメニューを見たときから気になっていた、『神戸牛ランプステーキ』。
でも、神戸牛って、めちゃくちゃ有名だし、お高いんでしょう?
恐る恐る店員さんに聞くと、こんな答えが。
「うちは、仲介業者を介さずに神戸牛を一頭買いしているので、リーズナブルに提供できるんです。
神戸牛を目当てにいらっしゃるお客さんもいるんですよ。」
えっ、じゃあ、せっかくワインもあることですし、食べてみようかな・・・!
ズドーーンッ!!
なんだかものすごい塊肉が出てきました。
「いつもは食べやすい大きさに切ってお出しするんですけど、150gの迫力を見ていただきたくて、特別に塊で出しちゃいました!」と、店員さん。
あ~、ビックリした。
では、さっそく、ナイフを入れていきます。
まるでスポンジケーキを切っているようなフワフワさ!
口に入れると、柔らかな弾力の奥から肉汁がにじみ出てきます。
脂っこさはなく、じっくり噛めば噛むほど、口の中で花開く神戸牛の本気。
幸せすぎて、ひたすら無言で食べていました。
この値段で、このレベル・・・さすが一頭買いですね!
すべての料理が、食材・調味料・作り方までこだわり抜かれていて、感動しました。
落ち着いた店内はまさに「隠れ家」という感じで、知っていると友だちに自慢できそうです!
今回注文した料理一覧
- 明石真鯛のカルパッチョ(1,080円)
- 燻製 六種盛合わせ(1,730円)
- 神戸牛ランプステーキ(3,900円)
このお店の情報
店名 | 雪月風花 |
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電話番号 | 078-333-0075(予約可) |
住所 | 兵庫県神戸市中央区北長狭通2-1-1 パープル山勝 6F |
営業時間 | 17:00~24:00(L.O.23:00) ※2/7まで休業 |
定休日 | なし |
席数 | 23席 (テーブル18席、カウンター5席) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 家族・子供と、女子会、知人・友人と |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月21日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
3.【北野坂】オシャレな空間でワインと鶏料理が味わえる!『炭トリウオ』
JR三宮駅の中央口から徒歩3分。
飲食店が集まる路地の一角に『炭トリウオ』があります。
目印は、お店の前に出ている大きな樽とワインボトル。
店内に入ると、思わず「ここが焼き鳥屋さん?」と驚いてしまうほど、落ち着いていてオシャレな雰囲気です。
こんにちは。
美味しいワインと料理の組み合わせをいつも探している「美味い居酒屋」編集部の宮本です。
大人な雰囲気が漂うこちらのお店は、私が紹介します!
ワインにピッタリ!ボリューム満点『タパスの盛り合わせ』
お店の前のワインボトルを見たときから、一杯目はワインと決めていました。
というわけで、さっそく白ワインを注文します。
味の好みを伝えると、店員さんが期間限定の自然派ワイン『ファネッティ』を選んでくれました。
ステキな白ワインに乾・杯!
見た目は濃厚な色合い。
口に含むと、ほのかに樽の香りが広がります。
ドライな味わいで、お通しのお漬物とも相性ピッタリ。
ワインを注文したときに教えてもらったワインに合う料理『タパスの盛り合わせ』を注文しました。
ちなみにタパスとは、スペイン料理版のおばんざい盛り合わせのようなもので、小皿に盛られたちょっとした料理のことを指します。
えっ、これで2人前?
手作りのタパスが、なんと8種類ものっています。
これは、かなりおトク感がありますね。
「ポテトサラダ」「鴨のスモークハム」「スモークサーモン」「半熟玉子のイクラ乗せ」「白肝のレバーペースト」「チョリソーとクリームチーズのトルティーヤ」「カボチャのはちみつバニラ煮」、そして「タマネギのタルト」。
全部とっても美味しく、ワインのお供に最適です!
1日1皿限定!舌でとろける『白肝の炙り』と、素材の味がよくわかる高坂鶏の『モモのたたき』
「次は鶏料理が食べたいな」と思い、またまた店員さんにオススメを聞いてみました。
「ほかで食べられない高坂鶏を、ぜひ食べてください」と教えていただいたので、高坂鶏をいただくことにしました。
高坂鶏とは、飼育環境に気をつかい、薬剤などを使わず大切に育てられた鶏のこと。
安心・安全なうえ、味の評価も高いため、フレンチなどの高級レストランで取り扱われることが多いそうです。
注文したのは、1日1皿限定の『白肝の炙りと米の塩』と、高坂鶏のおいしさがよくわかるという『モモのたたき やっこネギと青柚子ポンズ』。
まずは『白肝の炙りと米の塩』からいただきます!
すごい、肝がまっしろなお布団をかぶっている・・・!
白いのは、米粉と塩が混ざっている「米の塩」。
たくさん食べても塩辛くないそうなので、ツルツルの肝によくからめていただきます。
口の中でとろける~!
ほとんど噛まなくていいほどやわらかくて、とても新鮮です!
臭みがまったくなく、上質なフォアグラを食べている感じ。
レバーが苦手な人でも食べやすい、まさに「レバーの概念が変わるレバー」ですね。
高坂鶏の白肝は、1日1羽分しか入ってこない希少な部位なので、1皿限定メニューとなっているんだそうです。
食べられた人は、かなりラッキーですよ!
白肝と一緒にワインを飲み干してしまったので、今度は赤ワインを注文。
しっかりめのチリワイン『マルケス』と、軽めのフランスワイン『オープン・ナウ』をチョイス。
赤ワインをちびちび味わいながら、『モモのたたき やっこネギと青柚子ポンズ』の到着を待ちます。
おお!見た目のネギのインパクトがすごい!
やっこネギをかき分けて、肉厚なモモのたたきをいただきます!
こ、これはすごい噛みごたえ!
ぶ厚いお肉が、噛むたびにギュッギュッと音を立てます。
アッサリした青柚子ポン酢が、高坂鶏の素材の味をそのまま引き出してくれています。
備長炭で焼く本格『炭火焼き鳥』
焼き鳥屋さんということで、最後はやっぱり焼き鳥を食べないと終われません。
人気メニューの『せせり』と、珍しい部位の『はつもと』、そして店員さんオススメの『塩みんち』を注文しました。
焼き鳥は、カウンター目の前の炭火で焼かれます。
不思議なことに、大量の煙が、客席には一切流れてきません。
とってもクリーンな空気の中で、炭火の焼き鳥が食べられるんです。
まずやってきたのは『せせり』。
脂身が多い、人気部位です。
ん~っ、めちゃくちゃやわらかい!
シンプルな味つけで、鶏の旨味をしっかりと味わえます。
続いて『はつもと』がタレで出てきました。
炭火の香ばしさに、甘辛のタレがよくからんで美味しいです。
はつもとは、心臓の根元のちょっと珍しい部位。
食感はぷるぷるしていて、ホルモン好きにはたまりません。
最後は『塩みんち』。
噛むとまるでハンバーグのように肉汁がぶわーっ!っと出てきます。
お肉の味がしっかりしていて、ワインとの相性もバッチリ。
そのままでも美味しいですが、卓上の粉山椒か黒七味(けっこう辛い!)をつけるのもオススメです。
焼き鳥屋さんというより、オシャレなワインバーといった感じ。
デートはもちろん、ワイン好きの友人とボトルを頼めば、さらにリーズナブルに楽しめます!
今回注文した料理一覧
- タパス盛り合わせ(1,800円)
- 白肝の炙りと米の塩(1,280円)
- モモのたたき やっこネギと青柚子ポンズ(1,200円)
- せせり(400円)
- はつもと(400円)
- 塩みんち(320円)
このお店の情報
店名 | 炭トリウオ |
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電話番号 | 050-5457-8826(予約可) |
住所 | 兵庫県神戸市中央区中山手通1-7-10 上田第2ビル 1F |
営業時間 | 17:00~24:30 |
定休日 | なし |
席数 | 26席 (カウンター8席、テーブル18席) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 家族・子供と、女子会、知人・友人と |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月21日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
4.【生田神社西】熟成肉とワインのマリアージュを堪能!『COLORE(コローレ)』
生田神社の西側、落ち着いたレストランやオシャレなバーが集まるエリア。
通りは静かで、レストランやバーの明かりがあるのみですが、それぞれの店内はというと大勢のお客さんでにぎわっている・・・そんな様子が通りからもちらほら見えます。
その一角にコローレはあります。
このお店のコンセプトはスペイン風の肉バル。
熟成肉をはじめ、神戸牛のステーキやワインに合うお料理が人気のお店。
私たちが行ったのは金曜日の8時頃、比較的若い世代のサラリーマングループやカップル、女性グループで店内はいっぱいです。
このお店は「肉を食らわばワインまで」がモットーの伊藤が紹介します!
定番のワインで乾杯!
ドリンクメニューを見ていると最初に「ドーン!」とワインのメニューが目に入ります。
肉バルなので、迷わずワインを注文!
スペインの白ワイン「ボルサオ」とチリの赤ワイン「カッシェロ・デル・ディアブロ」です。
ボルサオはマスカットやメロンのようなフルーティーさが清々しい!
どんな料理にも合いそうでさわやかで甘酸っぱく、飲みやすい。
赤ワインのカッシェロ・デル・ディアブロはスーパーでも見かける有名なチリワイン。
カシスやコーヒーのような果実感が心地いいです。
私も家でよく飲むワインですが、今回はお店で本格肉料理と合わせて飲めるってことでいまからワクワクです。
ワインにピッタリ!人気メニュー『肉盛りタパス5種』
最初の一品を悩んでいると、店員さんが「『肉盛りタパス』が圧倒的に人気です!」と教えてくれたのでそれに決定。
リースの花束みたいにキレイ!
それに二人だと多いくらいのボリューム感です。
5種盛りの内訳はローストビーフ、鳥のたたき、生ハム、サラミが2種類です。
まずは一番色の薄い鳥のたたきは、と・・・アッサリ美味いっ!
これは白ワインにピッタリです。
次はバルサミコがかかったローストビーフ。
こちらは脂ぶんがほぼない食べごたえのあるタイプ。
これは赤ワインに合いますね。
次はサラミ2種類。
ひとつはピリッと辛めとのこと。
噛んでいるうちにスパイスと脂感がジワジワ迫ってきてジューシー!
これも赤ワインに合う!
あかん、ワインを追加しなきゃ、と赤ワインを追加します。
最後の生ハムは白ワインといただきます!
赤ワイン、お肉、白ワイン、お肉と交互に口に運んで、早くも幸せ気分に浸ってしまいます。
ヘルシーなインスタ映えの決定版『季節のバーニャカウダ』
こんなお肉と塩気ばっかりじゃ体にあかんよね、ということで『季節のバーニャカウダ』をオーダーしました。
季節ごとに野菜の種類は変わるとのこと。
うわー!鮮やか!
スナップエンドウやパプリカなど定番野菜だけでなく、「アンティーブ」という辛いキャベツの葉ようなものや、見た目も美しい「紅芯ダイコン」など、家ではあまり食べない野菜もあるのが楽しいです。
ソースはガーリックが効いて濃厚!
どの野菜もかじるとバリっポリっカリっと歯ごたえがとっても心地よく、新鮮なものばかりです。
ステーキの価値観が変わるほどの旨さ『ドライエイジング神戸牛ステーキ』
メインは大本命の本格熟成肉である『ドライエイジング神戸牛ステーキ』を注文してみることに。
このお肉、A5ランクの神戸牛とのこと!
100gで3,600円と値は張りますが、「神戸牛」「A5ランク」「熟成肉」の三冠と考えるとむしろ割安かも!?
神戸牛の地元だからこそできる値段なのかもしれません。
ちなみに「ドライエイジング」とは温度、湿度、風、微生物などを完璧に管理された専用の施設で、牛肉の表面を乾燥させつつ数十日かけて熟成するという方法。
そうすることでお肉に含まれるたんぱく質の一部が旨味成分に変化し、結果、旨味がぎゅうっと凝縮された美味しいお肉ができあがるんです。
この「ドライエイジング」という熟成方法では、より美味しく熟成させるため、従来の熟成方法と違ってお肉の表面を乾燥させます。 その乾燥した表面部分は食べられないので可食部が少なくなり、ハイコストになってしまうのだとか。
このタイプの熟成肉は関東では広まっていますが関西ではまだ珍しいそうです。
ウンチクはこれくらいにして、でてきたのがこちら。
レア感のピンク色から柔らかそうなのが伝わるでしょうか・・・?
いただきます!
んまぁあああああ!お肉が甘い!
噛めば噛むほど溶けていくじわじわ甘くて旨い脂にじむ・・・たまりませんっっっ!
まわりはしっかり火が入っているので、噛みごたえがあり、それがまた内側のレア感を引き立てる完璧な焼き加減。
熟成肉ってすごい!神戸牛ってすごい!「ドライエイジング」ってすごい!
赤ワインとの相性も、わかってはいたけどやっぱり最高です。
お肉と交互に口に運んでいると、いつも飲んでる赤ワインが超高級赤ワインになったみたい。
脂によってワインの果実感がぶわあっとわきあがるように感じるのです。
熟成肉に大興奮しつつ、大事に大事にいただきました。
100gでも2人だと十分堪能できます。
ちなみに焼き加減はオーダーするときに選べます。
私たちはこの日、ミディアムでお願いしていました。
最後までオシャレを貫き通す『デザート盛り合わせ』
熟成肉の価値観が変わった私たち、塩っぽいものばかり食べていたので甘いものがほしい、ということで『デザート盛り合わせ』を注文。
これ、「ばえる」やつ!
ということでひとしきり写真をとって・・・。
ブラウニーも抹茶アイスも超濃厚!
コーンフレークもアイスにつけながらポリポリ全部いただきました。
熟成肉以外のふつうの神戸牛ステーキもありますが、熟成肉がオススメです!
ちなみにこのお店は3階建て。
2,3階席は団体のお客さんも多いそうです。
今回注文した料理一覧
- 肉盛りタパス5種(900円)
- 季節のバーニャカウダ(1,280円)
- ドライエイジング神戸牛ステーキ(3,680円/100g)
- デザート盛り合わせ(800円)
このお店の情報
店名 | 肉バル×イタリアン COLORE |
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電話番号 | 050-5592-1947(予約可) |
住所 | 兵庫県神戸市中央区下山手通2-12-16 |
営業時間 | 【ランチ】 11:30~15:00 (L.O.14:30) ※当面の間ランチ営業は中止 【ディナー】 17:30~24:00(料理L.O.23:00 ドリンクL.O.23:30) ※当面の間ディナー営業は22:30(21時が最終入店時間)まで |
定休日 | なし |
席数 | 110席 (カウンター8席、テーブル102席) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 喫煙スペースがあります。 |
オススメのシチュエーション | 家族・子供と |
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※この情報は2021年1月21日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
5.【トアロード】兵庫の地酒とまごころの創作和食『くずし割烹 こまじろ』
三宮駅から徒歩3分。
山手通りを元町方面に歩き、サーティワンを過ぎて次の角を曲がった路地へ。
神戸17番ビルの階段を上がったところに『くずし割烹 こまじろ』があります。
階段を上がり入口の扉を開けると、「いらっしゃいませー!」という店員さんの明るい声に迎えられました。
このお店は「創作料理初心者」の前田がレポートします。
どんな料理と出会えるのか、ワクワクしています!
くずしの逸品『落としハモと夏野菜のサラダ』と市場直送『お造り盛り合わせ』
店名にもなっている「くずし割烹」とは、伝統的なスタイルをくずした、オリジナルの創作和食のこと。
そんなくずし割烹の中から、季節の「くずし料理」としてオススメしてもらったのが、こちらの『落としハモと夏野菜のサラダ仕立て~土佐酢のジュレ~』。
どんな料理が出てくるかワクワクが止まりません。
おおっ、お皿の影まで美しい!
白く輝くハモに、土佐酢のジュレを添えていただきます。
口の中でハモが弾ける・・・!
繊細な味わいのハモに土佐酢のジュレがアクセントになり、さわやかな味わいが口のなかいっぱいに広がります。
水なす、アスパラ、オクラの夏野菜もみずみずしく清々しい気分になる一品です。
「次は何を頼もう・・・」とメニューを開くと、すぐに店員さんが注文を聞きにきてくれました。
さきほどのハモが美味しすぎたので、きっと魚料理は間違いないはず・・・!
そんなことを考えながら『お造り盛り合わせ 5種』を注文しました。
持ってきてくれた店員さんの笑顔が、とってもステキ!
では、いただきまーす!
この日の内容は、「明石ダコ」「カツオ」「タイ」「本マグロ」「カンパチ」です。
市場直送の魚はどれも新鮮!
とくに驚いたのが、こちらの明石ダコです。
普段食べているタコとは比べものにならない弾力レベル!
歯ごたえがよく、モチモチしています。
また、ついさっきまで生きていたかのような新鮮さを感じます。
本マグロは脂がのっていてピカピカです。
口の中でとろける~。
5種類もあったお刺身ですが、あまりの旨さに一気に食べちゃいました。
野菜ソムリエ厳選の珍しい食材を使った『天ぷら盛り合わせ』
続いては『天ぷら 盛り合わせ』を注文。
メニューに「野菜ソムリエのらさんのオススメ食材」と書いてあるのが、とても気になります。
一見、ふつうの天ぷらですが・・・。
おや?
なんだこの、ゲットするとパワーアップできそうな小さいきのこは?
確認すると、これは小さいしいたけ、その名も『ちいたけ』というそうです。
食感はシメジのようにプリプリなのに、しいたけの味がする不思議な食べ物。
続いて食べたさつまいもも、何だか赤すぎます。
「それは、パープルスイートロードです」
そう店員さんに教えていただきました。
甘い紫芋の一種だそうで、たしかに甘みが強く、まるでデザートのようです。
このように、こまじろの天ぷらには、野菜ソムリエさんが厳選した珍しい野菜が使われているんです。
普段は味わうことのできないこだわり食材なので、なんだかおトクな気分になっちゃいますね♪
これを食べずに帰れない!『明石ダコの釜めし』はほっこり優しい味
食事のシメは、『明石ダコの釜めし』を注文。
フタを開けると、タップリの明石ダコがお出迎え!
炊きたてごはんにお出汁の味が染みています。
ひとくち食べるとめちゃくちゃほっこりするので、シメにピッタリですね!
釜めしは、出来上がりまで15~20分かかるので、時間に余裕を持って注文してくださいね。
接客もとても丁寧で、まごころを感じられる『くずし割烹 こまじろ』。
老若男女に大人気の居酒屋なので、予約してから行くことをオススメします!
今回注文した料理一覧
- 落としハモと夏野菜のサラダ仕立て~土佐酢のジュレ~(900円)
- お造り盛り合わせ 5種(700円)
- 天ぷら 盛り合わせ(1,000円/100g)
- 明石ダコの釜めし(950円)
このお店の情報
店名 | こまじろ |
---|---|
電話番号 | 050-5571-9826(予約可) |
住所 | 兵庫県神戸市中央区北長狭通2-8-9 神戸17番ビル 2F |
営業時間 |
【ランチ】 11:30~14:00(L.O.13:00) 【ディナー】 17:30~22:00(L.O.21:30) ※2/7まで休業 |
定休日 | 不定休 |
席数 | 27席 (カウンター席、掘りごたつ個室、カップルシートあり) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 接待、知人・友人と |
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※この情報は2021年1月21日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
6.【トアロード】漁港の味をそのままお届け!『海鮮問屋 三宮 セリ壱』
「都会では、なかなか美味しいお刺身が食べられない」と思っているあなたにぜひオススメしたいのが、『海鮮問屋 三宮 セリ壱』です。
三宮駅から徒歩5分、トアロードを越えるとすぐに看板が見えます。
階段を下りて、お店に入ると、中央に大きな生簀(いけす)発見!
『セリ壱』では、日本全国の漁港と契約し、届いた旬の魚介を生簀で管理しています。
都会にいながら、港町クオリティーの味が楽しめると人気なんです!
こんにちは。
美味しいお刺身を求めてどこへでも、「美味い居酒屋」編集部の前田です。
ここ『セリ壱』は港の大衆居酒屋といった感じ!
なぜか店内に太鼓が置いてあるのも気になります。
漁港のおいしさ!産地直送の『お造り5種盛り』
まずはドリンクを頼もうとメニューを見ると、「17時~19時と21時~LASTまで生ビール180円」の文字が!
これは嬉しいっ。
さらに、壁にはこんなチャレンジメニューが貼ってありました。
「搾ったレモンを5個積むと1杯無料」の、レモンタワーチャレンジ。
グループでもチャレンジ可能ということで、団体で頼めばおトクになります。
写真の『手搾り生レモンサワー』がおいしそうだったので、注文してみました。
レモンの果汁がサッパリしていて、文句なしに美味しい!
喉を潤したところで、オススメの海鮮料理を注文しましょう。
まずは、産地直送のお刺身がタップリ味わえる『お造5種盛り』から。
お刺身が、ツヤツヤと光り輝いている・・・!
この日は「エビ・カツオ・ハマチ・サーモン・タイ」の5種。
見てください、この脂がのったハマチのぶ厚さ。
噛むと程よい弾力があり、もっちりした濃厚な味が、口の中全体に広がります。
これは、都会で食べられる刺身のレベルをはるかに超えている・・・!
中でも一番美味しかったのは、このエビ!
こんな甘いのはじめて・・・!
身はもちろん、味噌までトロットロで甘いんです。
「あれ、ここ、もしかして三宮じゃなくてどこかの港町?」と思ってしまいました(^ ^)
自分で焼くからさらに美味しい!『うに貝焼き』
実は座ったときから気になっていたのが、卓上コンロの存在。
せっかくコンロがあるからには、何か焼きたい。
そこで、店員さんに相談して、人気メニューの『うに貝焼き』を注文しました。
焼き方はカンタンで、コンロに乗せて、スプーンで触ってウニがやわらかくなったら食べごろだそうです。
食べごろになったウニは、まさに黄金の輝き。
生のウニとは違って、外側はサックリ、中はホロホロしています。
タレにつけると、ウニのほのかな甘みがさらに引き立てられ、おつまみに最適。
「これは日本酒に合わせたい!」と思い、急いで日本酒メニューをチェック!
豊富な日本酒メニューの中から、佐賀県の『鍋島 純米吟醸』を注文しました!
スッキリとした辛口の中に、ほのかにフルーティーさを感じる、バランスがいい日本酒です。
これなら、どんな料理とも相性がよさそう。
まだまだ漁港の味を楽しみますよ~!
磯の味がどっさり詰まったおトクな『浜焼き3種盛りセット』
続いては、「白はまぐり・ホタテ・サザエ」が同時に味わえる、おトクな『浜焼き3種盛りセット』を注文。
生簀でさっきまで生きていた新鮮な貝を、卓上コンロで焼いていただきます。
焼き始めると、大きなホタテがパカパカと開いたり閉じたりをくり返し・・・。
最後、パカッと開いたところで貝殻をハサミで切ります。
見てください、貝のスープがこんなに!
さらにお皿に移して半分に切ると、めちゃくちゃ肉厚なのがわかります。
ギュッと詰まった身を噛みしめると、スープがジュワーと出てきて、まさに海の味。
都会で、さっきまで生きていたホタテが味わえる贅沢も、一緒に噛みしめました。
サザエは、奥から出てくる黒い肝の部分が、ぷりぷりしていてまるで白子のよう。
「サザエって美味しいけど、肝は苦いからちょっと・・・」という友人も、「これなら全然苦くないから食べられる!」と言っていました。
また、一番小さい白はまぐりが、一番濃厚な味でした。
食べた瞬間、口の中が磯になるんです。
旨味が詰まったような苦さがあって、こちらも日本酒にピッタリでした。
太鼓に合わせてみんなで「ワッショーイ!」『バカ盛りいくらこぼれ丼』
最後は、『ワッショイ!バカ盛りいくらこぼれ丼』という、名前からしてテンションの高いメニューをオーダー。
サイズが「ミニ・レギュラー・メガ盛り」と選べ、けっこうお腹いっぱいだったので、ミニにしました。
やってきたのは、おいしそうな白ご飯。
あの~、いくらは?!?
そこへ現れたのは、銀色の大きい器を抱えた店員さん。
「今からいくらを入れていきますので、太鼓の音に合わせて"ワッショーイ!と言ってくださいね!」
ええっ?
すると急に、店内に太鼓の音がドンドンと響き始めました!
店員さん「はい、ワッショーイ!」
私たち「ワ、ワッショーイ。」
(ドン、ドン!)
店員さん「ワッショーイ!」
私たち「ワッショーイ!」
(ドン、ドン!)
店員さん「ワッショーイ!!?」
私たち「ワッショーーイ!!」
気がつくと、いくらの量に比例して大声を上げていました(笑)。
見た目のインパクトはバツグンですが、はたして味はどうでしょうか・・・。
うっ、うまいっ!
ワッショーイ!!
いくら1粒ずつに、プチプチとした弾力があり、噛むとパチンと弾けて、心地よい塩味が広がります。
見た目同様、味のインパクトも最高でした。
新鮮な海鮮を食べながら、何度もここが三宮だということを忘れそうになりました。
遠い港町まで行かなくても、美味しい魚介が食べられるなんて、本当に幸せな気持ちになりました。
今回注文した料理一覧
- お造5種盛り(1,280円)
- うに貝焼き(980円)
- 浜焼き3種盛りセット(1,790円)
- ワッショイ!バカ盛りいくらこぼれ丼(1,680円)
このお店の情報
店名 | 海鮮問屋 三宮 セリ壱 |
---|---|
電話番号 | 050-5592-2193(予約可) |
住所 | 兵庫県神戸市中央区北長狭通3-1-2 丸福ビル B1F |
営業時間 | 11:30~20:00(フードL.O.19:30、ドリンクL.O.19:00) |
定休日 | 第1月曜日・第3月曜日 |
席数 | 50席 (カウンター席、掘りごたつ個室) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 家族・子供と |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月21日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
7.【トアロード】地産地消の野菜が主役!『ベジタブルダイニング農家』
三宮駅から徒歩10分、おとなりの元町駅からはすぐの場所に、『ベジタブルダイニング 農家』があります。
店の前には、地元の新鮮な野菜が並んでいて、八百屋さんのような雰囲気です。
『農家』では「地産地食」をテーマに、兵庫県産の新鮮野菜を料理にタップリ使っています。
こんにちは。
最近、野菜不足を感じている、「美味い居酒屋」編集部の宮本です。
入口のおいしそうな野菜に期待をふくらませながら、さっそくレポートしたいと思いますっ。
中に1歩入ると、店員さんが笑顔で「おかえりなさ~い!」と出迎えてくれました。
思わず「ただいま」と言ってしまいそうになります(笑)
地元兵庫の地酒と生ビールで乾杯!
まずは乾杯のドリンクを選びます。
メニューを見ると兵庫県産の地酒が充実していたので、スッキリ飲めそうな純米吟醸の『小鼓』を注文。
ちなみに、友人は生ビールを注文しました。
では、さっそく乾杯!
おおっ、これはウマい!
吟醸酒なのでもっとキリッとした辛口を想像していましたが、お米の旨みもしっかり感じられて、味わい深いです。
これで、口の中が野菜料理を迎える準備万端になりました。
そこへ運ばれてきたのが、こちらのお通し。
なんだ、このつぶつぶ感あふれるドリンクは・・・!!?
と思ったら、『新たまねぎのすりおろしスープ』でした。
使っているのは、兵庫県が誇る淡路島産の新たまねぎ。
優しい甘みと、出汁の旨味が空腹の胃に優しく染みわたります。
これは、他の料理にも期待が高まります!
野菜タップリの『おばんざい小鉢』とモチモチ『おくらまんじゅう』
メニューを見て迷っていると、笑顔のステキな店員さんが、『おばんざい小鉢4種盛』と『特製おくらまんじゅう』をオススメしてくれました。
『おくらまんじゅう』ってなんだろう・・・?と不思議に思いながら、両方注文。
まず『おばんざい小鉢4種盛』が到着してビックリ。
あれっ、思ったよりも小鉢が大きい!
週替わりのおばんざい10種の中から、4種・5種・7種盛が選べるのですが、4種でもけっこうなボリュームです。
「里芋の含め煮」は、ゴロゴロした里芋の中まで出汁が染みていてほっこり。
「ゴボウとレンコンのきんぴら」は、見た目より味つけが濃くなく、素材の味とシャキシャキした歯ごたえが楽しめます。
「エリンギとジャガイモのゴマ醤油」は、エリンギに厚みがあってジューシー。
キノコ好きにはたまらない一品です。
4種のおばんざいはどれも美味しかったのですが、一番オススメなのがこの「マーボー高野豆腐」。
弾力ある高野豆腐を噛むと、中から出汁がジュワッと染み出します。
一般的なマーボー豆腐と比べると、全然辛くない、優しい味。
「高野豆腐をあまり食べない若い人にも食べてもらいたい」と作られた、『農家』オリジナルの一品だそうです。
続いて、あまり聞きなれないメニュー、『おくらまんじゅう』がやってきました。
揚げたおまんじゅうに、わさびのあんがかかっています。
さっそく1つ食べてみると・・・。
驚くほどにモッチモチ!
口の中で永遠に噛んでいたい、ステキな食感。
さらに、オクラのとろみが舌の上でダンスを踊るかのように追いかけてきます。
かかっているあんからは、わさびの香りがさわやかに漂い、ツンとした刺激はあまりありません。
これは、リピーターが多い人気メニューなのも納得。
サクサク『野菜の唐揚げ』には『トマトの生絞りチューハイ』が合う!
ここで、少しボリュームのあるものが食べたくなったので、『野菜の唐揚げ』を注文。
見た目は完全に唐揚げですね!
ラインナップは、タマネギ、ニンジン、ヤングコーン、ジャガイモ、サツマイモ、レンコン、タケノコの7種類。
レモンを絞って、さっそくいただきます。
農家の人、太陽、土、みんなありがとう・・・。
思わず、すべてに感謝してしまうほど、美味しいんです・・・!
衣が薄いため、野菜の甘みをダイレクトに感じられるのが嬉しいですね。
とくに、「タマネギ」「ニンジン」「サツマイモ」の甘さは感動もの。
ここで、塩味がきいた唐揚げに合う、サッパリしたドリンクが欲しくなりました。
メニューを見て気になったのが、『トマトの生絞りチューハイ』。
トマトを生絞りって珍しくない・・・?と思い、注文してみました!
注文して、出てきたのがこちらです。
あ、赤い!
なんて赤いんだ!
それもそのはず、兵庫県産の大きくて真っ赤な完熟トマトをつぶし、さらにトマト感を足すため100%のトマトピューレも少し入れているんだそう。
まさに、トマトの旨味を凝縮した、トマトマしい「キング・オブ・トマトドリンク」。
実は私、ドロッとしたトマトジュースは苦手なんですが・・・ドキドキしながら、いただきます。
えーーー、なにこれ!!?美味しい!!
予想に反して、サラサラとしたさわやかな飲み口。
味つけは、トマトピューレに使われている塩味のみ。
あとはトマトの美味しさだけが凝縮された、サッパリとした野菜カクテルです。
ちなみに友人は、ちょっとお酒を休憩して、ノンアルコールの『ぶどう×ジンジャエール』を注文していました。
100%ぶどうジュースにサッパリしたショウガの風味が合わさって、これまた揚げ物にピッタリ!
やわらか『淡路鶏の粗塩焼き』を堪能して、『土鍋の卵かけご飯』でシメ!
飲み物がそろったところで、次は肉料理を頼んでみました。
選んだのは、『淡路鶏の粗塩焼き~柚子胡椒を添えて~』。
あー幸せっ。
口に入れると、ほわほわの身から、肉汁がジュワーと出てきて幸せに包まれます。
淡路鶏は、数ある地鶏の中でも、お肉のやわらかさが特徴なんだそうです。
そのままでも美味しいんですが、柚子胡椒を少しつけるとお肉の旨味がさらに強く感じられました。
ちなみに、お肉の下には、マッシュポテトが隠れていて、見た目よりボリュームのある一品です。
そろそろシメの一品を注文したいなと思い、名物の『土鍋で炊き上げた卵かけご飯』を注文。
「土鍋でご用意するので、15~20分かかります」とのことで、ワクワク待っていると、鍋ごとやってきました。
「熱いので、開けますね~」と店員さん。
ワクワクしますね・・・。
炊き立てのいい香り・・・!
立ち上る湯気の中から現れたツヤツヤごはんに、思わず「わあ!」と声が出ました。
迎えるのは、大分の自然卵『蘭王』です。
見てください、このぷっくりツヤツヤ、オレンジに輝く美しい卵黄を!!
炊きたてのご飯と卵が出会い、光り輝く卵かけご飯の完成です。
とろみのある卵黄が、ふんわりとしたごはんによく絡んで、いくらでも食べられます。
卓上に専用のしょうゆが置いてあるので、お好みでかけてみてくださいね。
ちなみに、卵かけご飯についてくるお味噌汁の具は、なんと日替わり!
この日は『豚汁』でした。
野菜メインのお店と聞いて、最初は「ヘルシーすぎて物足りないかも?」と思いましたが、どの料理もボリューム満点で、体にいいものをお腹いっぱい食べられる幸せを感じました!
女性はもちろん、サラリーマンのお客さんが多いのも納得です。
今回注文した料理一覧
- おばんざい小鉢4種盛り(740円)
- 特製おくらまんじゅう(680円)
- 野菜の唐揚げ(880円)
- 淡路鶏の粗塩焼き~柚子胡椒を添えて~(1,680円)
- 土鍋で炊き上げた卵かけご飯(850円)
このお店の情報
店名 | ベジタブルダイニング農家 |
---|---|
電話番号 | 050-5868-5139(予約可) |
住所 | 兵庫県神戸市中央区北長狭通4-2-17 |
営業時間 | 11:00~16:00(L.O.15:00) 17:00~20:00(L.O.19:00) ※2/7まで |
定休日 | なし |
席数 | 50席 (テーブル席、カウンター席、掘りごたつ個室) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 家族・子供と、知人・友人と |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月21日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
今回紹介したお店
■究極の隠れ家!
■お肉とワインならココ
- 【生田ロード】手作り燻製と神戸牛が味わえる大人の隠れ家『雪月風花』
- 【北野坂】オシャレな空間でワインと鶏料理が味わえる!『炭トリウオ』
- 【生田神社西】熟成肉とワインのマリアージュを堪能!『COLORE(コローレ)』
■こだわり居酒屋ならココ
最後に各店の場所を地図で確認!
いかがでしょうか。
三宮の居酒屋の魅力、伝わりましたでしょうか。
他にも素敵な居酒屋が見つかったらまた追記しておきますね!
See You!