※ご注意 |
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営業時間については、2021年1月15日時点のものを掲載しています。 変更されている場合がありますので、来店される際には各店にご確認いただけますと幸いです。 |
「京都に来たなら、美味しい料理とお酒に出会いたい!」
「四条や三条駅周辺ではなく、京都駅周辺にある美味しいお店を知りたい!」
悠久の時を超え、伝統が息づく古都、京都。
そんな京都のグルメを思い浮かべるとき、「京都っていえば、はんなり~とした飲食店が多そう」というイメージを抱かれるかもしれません。
だが、しかし!
京都には、はんなり~とした雰囲気とは裏腹に、インパクト大かつ、舌のフラッシュメモリに食の感動体験が瞬時に記録されるような、エッジが効いた飲食店も多く存在しているのです!
というわけで、こんにちは!
実は今回の記事が人生初のグルメ記事、京都に住んで早17年、「美味い居酒屋」編集部の松尾です。
私は普段、いわゆる"Webメディアの編集"の仕事をしています。
第一回の記事なので、この「美味い居酒屋」というサイトが生まれた経緯についてカンタンに説明しておきますと・・・。
『Webメディアの編集人としては、一度はグルメサイトを運営してみたい!それも、自分たちが好きなお店のみを紹介するようなサイトを!』という思いのもと、実験的かつ情熱的に始まったサイトです。
さて、前置きはこれくらいにして、今回の記事の紹介です。
今回の記事はズバリ『京都駅周辺のオススメ居酒屋特集』。
京都在住の方はわかると思うんですが、「京都で飲む」となると、だいたい四条~三条あたりが多いんです。
で、京都歴17年の私も、普段は四条や三条で飲むことが多かったのですが、あるとき、京都駅周辺でフラリとお店をハシゴしたところ、「えっ・・・!?京都駅周辺ってこんなに美味しいお店が並んでるの!?」とビックリした次第です。
そう、今、京都駅周辺では、京都タワーの圧倒的な"吸引力"によって、美味しいお店が次々と集まってきているのです!
(京都タワーも2017年4月に地下1階~地上2階がリニューアルされました)
ぶっちゃけ、普段京都駅周辺で飲んでいる方からすると「いやいや、単にお前が知らないだけだろ」とツッコまれそうではありますが(汗)、何はともあれ今回は、私が最近実際に足を運んで知った「京都駅周辺で使える居酒屋」を7店紹介します。
京都市内なのに新鮮で迫力満点の魚が食べられるお店や、大阪にも負けないくらいコスパ最強で美味しい串カツが食べられるお店、はたまた、出汁がしっかり染みこんだ激ウマおでんが食べられるお店まで、京都を観光中の方にもきっと参考にしていただけると思います。
それではまいります!
今回紹介するお店
まずは各店の場所を地図で確認!
1.【塩小路】大将の腕が光る魚のパラダイス!予約必須の『きさいち』
京都駅から歩いて7分。 下京区役所前に設置された看板から路地に入ると、その隠れ家はひっそりかつ大胆に姿を現します。 その隠れ家とは・・・『食べ飲み処 きさいち』。
このお店の魅力はなんといっても「最高級の魚をリーズナブルにお腹一杯食べられる」ところ。
下の写真を見てください!
厚さ2cmはあろうかという大トロ!
ぶっちゃけ、京都市は"内陸"という理由もあって「京都市内で食べる魚介は外れが多い・・・」なんて声もあるんですが、このお店は違います。
大将の「京都市内でも美味い魚は食べられるんだ」という熱い思いのもと、激ウマかつ、とんでもないボリュームの魚料理が次々と登場するんです!
「大将におまかせ」が基本!まずはヒラメの刺身に感動!
壁に書かれているたくさんのメニューにワクワクしながら、まずはビールを注文。
店内は大きなコの字型のカウンターのみ。
料理をさっと出せる最適なつくりです。
ビールを注文したら、すぐに大将からの声がかかります。
「好き嫌い無いやろ?おまかせでいい?」
えっ!?おまかせ・・・!?
そうなんです!
ここ『きさいち』では大将のおまかせプランが有名。
大将におまかせすれば、まるでフレンチのフルコースのように、その日一番美味しい魚介料理を心ゆくまで堪能することができるんです。
一体どんな魚料理が出てくるんだろう・・・。
はやる心を抑えつつ、まずはお通しの『ひじき』をいただきます。
「ひじき」って低カロリーなのに、栄養がたくさん詰まった食材なんですよね。
鉄分もたくさん摂れるので、とってもヘルシー。
ひじきを味わっていたら、『ヒラメの刺身』が出てきました。
うっ、美しいッ・・・!!!
このヒラメの刺身、まるで花のような美しさです。
美人は意志の強い人が多いと言いますが、この美しいヒラメも意志が強いのか、身が締まって歯ごたえバツグン。
縁側(エンガワ)がコリコリッとしていて、いい感じに脂が乗っており、噛めば噛むほど舌の上でとろけていきました。
ちなみに、私が調べたところによると、ヒラメの縁側(エンガワ)には身の約10倍の脂肪が含まれているそうです。
ヒラメの縁側(エンガワ)ってスゴイんですね・・・!
ヒラメの縁側(エンガワ)だけですっかり満足しかけていた私。
そんな私の度肝を抜いたのが次の料理でした・・・!
本当に4人前!?箱ウニが乗ったボリューム満点の刺し盛
ヒラメに続いて出てきたのは『刺し盛り』。
なんだこれは・・・!?
見て下さい、このボリューム・・・!
これだけ入って、4人前の「刺し盛り(刺身盛り合わせ)」なんです。
このお店『きさいち』の「刺し盛り」は、大将がその日のコンディションが最高の魚を選び、ベストな形で盛り付けてくれます。
そして、この日の目玉は何といっても『大間の本マグロ』!
青森県の「大間」という地域で獲れる本マグロはとても大きく、脂が程よく乗っていて、高級マグロの筆頭ともいわれています。
その「大間の本マグロ」が京都市内で食べられるなんて・・・!
「この厚さが一番うまいんだ」
そう言いながら、大将はまた厨房へ戻っていきました。
実はこの刺し盛、スゴイのはマグロだけではありません。
ウニもすごいんです・・・!
このお店のウニは海苔に乗せていただきます。
まさに『ウニの海苔巻き』。
ウニを海苔に乗せて口に運べば、嗚呼、そこに広がるは、生き別れになった海の親子が久方ぶりに再会したような感動巨編。
「もう一生離ればなれにならないよ!」とでも語り合うかのごとくウニに覆い被さった海苔が、ウニの旨みをギュウゥゥゥッと圧縮したような旨味がありました。
さらには、タコやカンパチ、イカも負けていません。
普通のお店の2、3倍はあろうかという分厚さなのです。
・・・と興奮状態MAXな私のもとに、次なる料理がやって来ました。
それは『のどぐろのフライ』と『鱧(はも)のフライ』です。
のどぐろフライと鱧フライのコンボから~の、アジのなめろう・オン・ステージ
『のどぐろのフライ』と『鱧(はも)のフライ』が登場しました。
のどぐろといえば、言わずと知れた高級魚。
そして、鱧(はも)といえば、京都の料亭で調理しないお店はないというくらい、京都人に愛され続けている魚です。
このふたつの魚が、今、自分の目の前で贅沢なフライとして登場している・・・!
半分夢のような気持ちで一口かじると、サクッサク、フワッフワ!
そして用意されたるは、タルタルソースとウスターソース。
そう、これこれ!このソースを付けたかったのよ~!という私の心の声を見透かしているかのような、絶妙なセレクト。
この二大ソースがいい意味で"下町感"もプラスしてくれるので、上品なのにどこか懐かしく、心の奥にまで染み渡るような美味しさを噛みしめました。
いやはや、生で食べる魚は美味しいのはもちろんですが、フライにした魚もたまりませんね。
ここでフライを挟んでくる大将のセンスのよさに脱帽です。
ここで気分が昂ぶってきた私は、ビールから日本酒へシフトすることを決めます。
日本酒といえば、やっぱり"アテ"が欲しいところ。
そこで私が注文したのが『アジのなめろう』でした。
「あいよー、アジのなめろう、ここに置いておくね」
・・・で、でかい・・・!!!
これはすごいです。
想定していた5倍ほどの量がやって来ました。
まさに「なめろう」のエアーズロック。
「なめろう」とは、いわゆる「たたき」の一種です。
まな板の上などで、包丁を使い、魚を叩いてつくる料理。
「なめろう」という名前の由来は、魚を叩いて生まれる粘り気の食感からと、あまりの美味しさに"皿に付いた身まで舐めたくなる"という理由からきているそうです(※諸説あります)。
気分を落ち着かせながら、「なめろう」を箸でつまんで、軽く一口。
う、美味い・・・!!!
この『きさいち』の「なめろう」は生臭さなどは一切なく、ショウガなどの薬味が効いていて、すっごく日本酒が進む味付けに最適化されています。
ヤバイ。
これ永遠に食べ続けられるやつや・・・。
そうブツブツとつぶやきながら、日本酒と一緒に「なめろう」を味わっていると、あっという間に「なめろう」が無くなってしまいました・・・。
おお、なめろう、無くなってしまうとは不甲斐ない・・・。
教会に行って、ゴールドを支払ってなめろうをすぐに復活させたいレベルの美味しさ。
「なめろう」だけでも食べに通いたい・・・(笑)
このままでは、「なめろう」をエンドレスに追加注文してしまう・・・!
その危機感をおぼえた私は、ここで締めのものを頼むことにします。
「大将、そろそろ、締めたいので、ご飯ものお願いします」
「お、じゃあ、しらす丼はどう?
あと、鰻(うなぎ)の蒲焼きとかも美味いよ」
しらす丼・・・!!
鰻の蒲焼き・・・!!
気が付くと私は、考えるより先にこの二品を注文していました。
醤油をかけなくても美味い!究極の「しらす丼」と甘辛でプリプリの「鰻(うなぎ)の蒲焼」。私はこの店で桃源郷を見た気がした
「あー、このしらす丼、醤油かけなくてもいいから」
そう言って大将が置いていった『しらす丼』がこちら。
しらすの量がスゴイ。
ぶっちゃけ私は、この時点でだいぶんお腹がいっぱいだったのですが、このしらす丼、一口食べれば、かき込む手が止まらない、止まらない。
大将の言うとおり、醤油なんて全然必要なく、しらすの塩気と卵黄の濃厚さだけで、これ以上何を足せばいいの?というくらいの味の完成度。
とにかく、ご飯が進む、進む。
さらには、超贅沢なことに、追加注文した『鰻(うなぎ)の蒲焼き』をおかずにしてみました。
ここの鰻、身がふっくらしていて、甘辛いタレと山椒のバランスが絶妙・・・!
しらす丼の塩気と、うなぎの蒲焼きの甘みがマッチし、眼前に広がるは桃源郷・・・!!
この「しらす丼」と「鰻の蒲焼」のコンビネーションを堪能したあと、私はこの『きさいち』での一夜を終えました。
大将、最高の夜をありがとうございました・・・!
今回注文した料理一覧
- ヒラメの刺身
- 刺身盛り合わせ
- のどぐろのフライ
- 鱧(はも)のフライ
- アジのなめろう
- しらす丼
- うなぎの蒲焼
このお店の情報
店名 | きさいち |
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電話番号 | 075-344-2717(予約可) |
住所 | 京都府京都市下京区北不動堂町573-3 |
営業時間 | 17:00~(L.O. 21:30) |
定休日 | 土曜・日曜・月曜・祝日 飛び石休日の間が1日の日 年末年始とGWとお盆は1週間から10日程度 |
席数 | 24席(カウンターのみ) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 店外に喫煙場所あり |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
2.【東洞院七条】炭火焼き肉とワインのマリアージュ『炭火とワイン』
京都駅から徒歩5分、東洞院七条を北に上がってすぐのところに、炭火焼きとワインのマリアージュを楽しめる人気の居酒屋『炭火とワイン』があります。
素材にこだわった料理と厳選されたワインが人気のお店で、平日の夜にもかかわらず、沢山の人で賑わっていました。
次のお店は私、編集部の伊藤が紹介します!
私はワインに関する情報サイト「美味しいワイン」の編集部の一員でもあるのですが、そんな私が今イチオシのお店がここなんです!
内装はカラフルでエキゾチック。
同僚との飲みだけでなく、デートや女子会でも使えるお店です!
店に入ったら、最初に『炭火焼肉』を頼むべし!
このお店のこだわりはなんといっても『炭火焼肉』。
ただ、そのこだわりゆえに、注文から出てくるまでに40分~1時間ほどかかるので、入店して最初に注文しておくのがオススメです。
お肉が焼き上がるまでは、ワインを飲みつつ、ほかの料理を楽しみましょう。
というわけで、ワインで乾杯~!
乾杯をしたあとで、お通しのようなサラダが出てきます。
新鮮な野菜に特製ドレッシングがたっぷりかけられたサラダ。
ボウルいっぱいに入っていて、3人でシェアしても十分な量。
店員さんが「このドレッシング、自家製なんですよ!」と自信満々に紹介してくださったドレッシングは、スラッとした青い瓶に入っていてとてもオシャレ。
そして、このドレッシングが美味しい!
色はクリーミーな感じですが、玉ねぎの風味がしっかりと効いていて、おそらくはじっくりコトコト系。
見た目よりもパンチの効いた味なので、男性にも好まれそうです。
ガーリック風味のクルトンもサクサクで、いいアクセントになっています。
「お通しのサラダなのに、美味しいな~」なんて思っていたら、私はある衝撃的な事実を知りました。
それは、なんとこのサラダ、おかわり自由なんです!
サラダが無くなれば、店員さんが気付いて追加してくれますし、好きなだけ食べられます。
このサラダだけでも大満足・・・!
・・・となってしまっては、このお店の紹介が終わってしまうので、続けて料理の紹介に移ります。
20時の時点で品切れ!人気の『魚介炭火たたきカルパッチョ』
お肉が楽しみだなあ~と待っていたら、店員さんに『魚介炭火たたきカルパッチョ』をオススメされました。
このお店のカルパッチョは、炭火で少し炙ってから出してくれるので、炭火の風味が魚に合わさってとても美味しいのです。
しかも、その日に捕れた新鮮な魚を使うので、日によって内容が違うとのこと。
このカルパッチョ、この店の人気メニューらしく、まだ20時前にもかかわらず、私たちが頼んだのを最後に売り切れてしまいました・・・。
ほかのお客さん、ゴメンなさい・・・。
このカルパッチョの特長は、お皿の縁に盛り付けされたソース。
このソース、いくつかの味に分かれているんですが、近くに盛り付けられている魚の味に合うように配置されています。
燻製風味のソースからワサビのソースまで、バリエーション豊かで、味だけでなく見た目も楽しめます。
そして、魚の鮮度もいい感じ。
臭みがありません。
ちなみに、私がこのカルパッチョに合わせて頼んだ白ワインは「テッラニーマ」。
こちらは店員さんのオススメで、そのまま飲むと淡い辛口なのですが、カルパッチョに合わせるとワインのフルーティーさが顔を出してきます。
トリュフを乗っけたタルタル風のソースでいただく「カキフライ」
カルパッチョを食べた勢いで、次に頼んだのが『カキフライ』。
メニュー表ではそんなに目立ってなかったのですが、これが大当たりでした。
トリュフを乗っけたタルタル風のソースでいただくという豪華な料理。
タルタル風のソースと、サクサクの衣&牡蠣の旨味がマッチ!
さらには、ほんのり感じるスパイシーさがアクセントになっているほか、揚げ物ながら軽い食感なので、パクパクいけます。
店員さんに勧めていただいた赤ワイン(リネア・デル・ソーレ)を合わせると、さらに贅沢な味わいでした。
カキフライの美味しさに恍惚とした表情を浮かべていると、私たちの目の前に、ついに炭火焼肉が登場しました・・・!
お肉のまわりのソースが素敵!とってもやわらかい炭火焼肉『おおいた豊後和牛A4 オレイン酸 55%』
これがこのお店の看板メニューの『おおいた豊後和牛A4 オレイン酸 55%』です!
赤身のお肉はミディアムレア。
お肉を口に運べば、お口の中がやわらかなお肉でいっぱいになります。
そして、お肉を囲むように散りばめられたソースがとってもカラフル。
まるで、ソースのパレットのよう。
ワサビとニンニクチップの間にある黒いソースは、なんと、ニンジンの葉をつぶしたソース。
素朴な甘さを感じる味わいで、お肉に合わせると旨みが引き立てられ、肉厚のお肉がさらにジューシーに感じられました。
ソースによってお肉が表情を変えるので、合わせるワインを選ぶのも楽しいです。
赤ワインが合うのは間違いないのですが、ワサビのソースや塩で食べる際は白ワイン、ガーリックチップで食べる際は赤ワイン、と飲み比べても楽しそう。
お店の雰囲気が明るく、店員さんも気さくでした。
お店のこだわりやワインの味など、細かいことを聞いても丁寧に教えてくれるので、ワイン初心者の方にもオススメです(^ ^)
今回注文した料理一覧
- 魚介炭火たたきカルパッチョ(980円)
- カキフライ(580円)
- おおいた豊後和牛A4 オレイン酸 55%(1,580円)
このお店の情報
店名 | 炭火とワイン 京都駅前店 |
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電話番号 | 050-5592-9753(予約可) |
住所 | 京都府京都市下京区飴屋町241-1 |
営業時間 | ●月~木・祝前日 17:00~23:00 ●金曜 17:00~24:00 ●土 16:00~24:00 ●日・祝日 16:00~23:00 |
定休日 | 不定休 |
席数 | 80席(カウンター、テーブル、ソファー 2階40名) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 少人数、女子会、デート |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
3.【八条口】おでん×魚×日本酒の最強組み合わせ『魚里ゐ夷(とりいえびす)』
京都駅八条口徒歩4分。
そこに日本酒とおでんのワンダーランド『魚里ゐ夷(とりいえびす)』があります。
このお店は前田が紹介します!
私は普段あまり日本酒を呑まないのですが、このお店がきっかけで「日本酒×おでん」のコンボの魅力を知りました。
店内は仕事終わりのサラリーマンでいつも賑わっています。
そして、壁には一面に日本酒の瓶が!
これはテンションが上がりますね~。
どの日本酒を飲もう!?わからないときはお店の人に 聞いてみよう!
このお店に来たなら、日本酒を飲まなくちゃ!
実は京都府って、全国2位の日本酒製造量って知ってますか?
黄桜や月桂冠をはじめ有名ブランドの酒蔵も京都にあるんです。
そんな京都の居酒屋で飲む日本酒、期待しちゃいますよね。
このお店の店長も日本酒に魅せられた一人。
直接酒蔵に出向き、その季節に合った日本酒を厳選して取り揃えているんです。
今回は料理に合う日本酒ということで「魚里ゐ夷(とりいえびす)」、そして「出雲富士(いづもふじ)」を呑んでみることにしました。
そして、やって来た日本酒でしたが・・・えっ・・・?やかん??
そうなんです。
この店はなんと、日本酒が小さなヤカンに入って運ばれてくるんです。
はじめはビックリしますが、なんだか風情があっていいですね~。
ヤカンに入っている量は、おちょこ3杯程度。
たくさん日本酒を頼んで、2~4人で飲み比べするとちょうどよさそうです。
さて、それぞれの日本酒の解説にまいりましょう。
まず「魚里ゐ夷(とりいえびす)」は、口当たりが非常になめらかで、すっきりと飲みやすい日本酒。
どちらかいうと甘口です。
続いて「出雲富士」は、米のうま味が効いて、キリッとした超辛口。
喉にカーッとくる辛口の余韻が長いので、日本酒が苦手な人にはちょっと向かないかもしれませんが、日本酒好きならハマってしまう味だと思います。
まったく違うタイプの2種類の日本酒が、はたしてどんな料理と調和するのか・・・!?
ワクワクしている私たちは、まずはこのお店の名物『おでん』を注文してみました。
出汁がしっかり染みこんだ『おでん』。これが日本酒に合う・・・
このお店の『おでん』には5種類の具が入っています。
このお店のこだわりは、カツオと昆布の旨味が幾層にも複雑に絡み合った自慢の出汁。
その出汁が染みこんだおでんの具は、すっきり甘口の日本酒、魚里ゐ夷(とりいえびす)によく合います。
日本酒とおでんと交互に口に運んでは、優しい旨味に包み込まれるような幸せを感じておりました。
とくに『豆腐』は出汁がとっても染みていて、ひとくち噛むと口のなかにじゅわぁっと出汁があふれます。
さらに大豆の味もすごく濃い!
豆腐は一気に食べずに、ひとくちでもいいので最後に残しておくことをオススメします(笑)
そして、見た目のインパクトバツグンなのが『赤こんにゃく』。
この赤こんにゃく、京都のお隣、滋賀県近江八幡の名物なんです。
灰色のはずのこんにゃくがなぜ赤いのか?
それは昔、織田信長が「こんにゃくを赤くしろ!」と命令したのが由来といわれています。
信長は派手好きで有名だったそうで、自分が食べるものも派手なものじゃないとダメだったとか・・・。
むちゃくちゃワガママではありますが(^^;)、信長がいたからこそ生まれたこんにゃくかもしれませんね。
この赤こんにゃく、京都のスーパーでは見かけるのですが、関東の方にとっては珍しいかもしれませんね。
まだ食べたことのない人に食感を説明しておくと、普通のこんにゃくより弾力があって、食べ応えがあるこんにゃくです。
一品目のおでんから、料理と日本酒の相性のよさに感銘を受けてしまった私。
さらなる日本酒と和食のマリアージュを求め、店員さんにオススメを聞きました。
『おばんざい5種』、『刺盛り5種』、『だし巻き卵』もボリューム満点で大満足!
店員さんがオススメしてくれたのは、次の3品です。
『おばんざい5種』、『刺盛り5種』、『だし巻き卵』。
まずは、おばんざい5種に箸をつけます。
おおお、これはなんて優しい味なんだ・・・!
おばんざいの5種のどれもが、ほっこりと優しい味付け。
さきほどのおでんとも共通するこの優しい旨味は、出汁の美味さに違いありません!
素材の自然な旨味を技ありで引き出す出汁の美味さに終始圧倒されます。
そして、おばんざいの中にはおもしろい料理がありました。
それは『里芋の明太ソース』です。
里芋のほっこりとした味に、ピリっとした海の塩味がミックスされ、なんとも新鮮な美味しさでした。
おばんざいの中でも濃いめの味なので、辛口の日本酒「出雲富士」との相性がよかったです。
この『里芋の明太ソース』、今回は『おばんざい5種』の中のひとつとして注文しましたが、単品注文するリピーターも多い人気メニューとのことでした。
そしてお次は『刺し盛5種』。
このお店の刺身は、注文後に店内にある「いけす」の魚をさばいて出すので、最高に新鮮なんです!
それにボリュームがすごい!
5種盛りなのに1種類ごとの量がとても多いのでめっちゃオトク。
そして、刺身と辛口の日本酒との相性がいいっ!
脂の乗ったマグロや青魚、あっさりの白身魚、どちらと合わせても日本酒が魚に寄り添ってくれるんです・・・。
もし「刺身は食べたいけれど、刺し盛りほど量は食べられないな・・・」というときは、『ヒラメ』などの白身魚の刺身をオススメします。
ヒラメってどんな日本酒とも相性バツグンなんですよ(^ ^)
ぜひ試してみてくださいね。
そして、最後に食したのは『だし巻き卵』です。
ほとんどの居酒屋にもある超メジャーメニューのだし巻き。
ただし、このお店のだし巻きは素材が違う。
というのも、京都産の限定超高級卵『京卵 茶の月』を使っているからです。
だし巻きをひとくち食べると驚きます。
食感はふわっふわっとしているのに、卵の旨味がめちゃくちゃ濃いんです。
さらに出汁の香りがぶわぁぁぁっと鼻に抜けてとっても美味しい。
メジャーでシンプルな料理だからこそ、お店のこだわりの強さを感じました。
京都駅周辺で日本酒と和食のコンビを楽しむなら、このお店ですね!
今回注文した料理一覧
- おでん5種(540円)
- おばんざい5種(980円)
- 刺盛り5種(1,980円)
- 京卵 茶の月 出し巻き玉子(700円)
このお店の情報
店名 | 魚里ゐ夷(とりいえびす) |
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電話番号 | 050-5593-3923(予約可) |
住所 | 京都府京都市南区東九条西山王町16 アーチウェイ H.C |
営業時間 | ●ランチ(月~金) 11:30~14:00(L.O.13:30) ●テイクアウトのみ 14:00~17:00 ●ディナー 17:00~翌1:00(L.O.24:30) |
定休日 | 不定休 |
席数 | 76席(座敷席・掘りごたつ席・カウンター席あり) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 多人数、会社帰り、友人同士 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
4.【東洞院七条】ソースにまみれる!名物たぬき焼き『花たぬき京都駅前店』
京都駅烏丸口から徒歩5分。
東洞院通の北に進んだところに『花たぬき 京都駅前店』があります。
懐メロが流れる店内では、仕事帰りのサラリーマンや外国人のお客さんであふれかえっています。
京都でお好み焼きや鉄板焼きを食べるなら「花たぬき」!
私は普段、三条六角にある「花たぬき」によく足を運ぶんですが、ここの料理、本当に美味しいんですよね~。
というわけで、『花たぬき 京都駅前店』については、私、松尾が紹介します!
「花たぬき」といえば、名物『たぬき焼き』が有名です!
「たぬき焼き」とは、お好み焼きにもち、チーズ、うどんが入ったオリジナルのお好み焼きです。
グラスの約9割がレモン!?レモン好きは最強レモンサワーを頼むべき
さあ、早速、料理の紹介に行きましょう!
・・・と言いたいところですが、実は、このお店に足を運んだら必ず飲んでほしいお酒があります。
それが『最強レモンサワー』。
このレモンサワー、"最強"という言葉を冠しているように、レモンの量が尋常ではありません!
なんと、グラスの9割がレモンといっていいくらい、とにかくレモンがたくさん入っているんです・・・!
これから現れるヘビー級の粉もの料理を迎え撃てるよう、驚くべき爽快感で私たちのテンションを上げてくれました
ちなみに、ほかのふたりは『赤玉爆弾パンチ』『香るエール生』を飲んでました。
どちらも粉もの料理に合うんですよね~。
とくに「赤玉爆弾パンチ」は見た目がオシャレ。
おしゃれなガラスのジャーに入っているので、カフェで出てくるカクテルのようなんですよ。
名物たぬき焼!選べるトッピングで何回でも楽しみたい!
さあ、やって来ました!
名物の『たぬき焼き』!
ボリューム感が素晴らしいです。
トッピングは「豚」「イカ」「もちチーズ」「ホルモン」「すじ」「ミックス」「すじイカ」「海鮮」「デラックス(豚・すじ・イカ・えび・ホタテのコンビ)」の中から選べます。
今回は女性に人気の「もちチーズ」を選択。
また、麺は「そば」と「うどん」のうち、うどんを選択しました。
さあ、マイ『たぬき焼き』を食すタイミングです。
ヘラで切って、そのまま口に運ぶと・・・。
うまああああああ!!!
うどんがいいっ!!
出汁と卵が絡んで、まるで和風のカルボナーラのよう。
何より、うどんのモチモチ感と、揚げ玉のカリカリ感のバランスが絶妙です。
そして、ここ花たぬきのお好み焼きは、京都下町のお好み焼"べた焼"です。
ネギがたっぷり使われているほか、自家製の油かすも合わさって、味に深みがプラスされています。
いやはや、花たぬき、京都が誇る名店ですね。
隠れた人気メニュー『京風ねぎ焼』。ザクザクと入ったネギと牛すじの食感がたまらない
たぬき焼きにすっかり満足した我々が次に選んだのは『京風ねぎ焼』でした。
このねぎ焼き、中にネギ(九条ネギ)、たまご、牛すじ、こんにゃくなどが入っていて、ミルフィーユ状になっています。
フワフワだけど、牛すじとこんにゃくがコリコリしていて、食感がいい!
サイズもたぬき焼くらい大きいので、複数人でシェアして食べるのにピッタリです。
締めはデザート『京カタラーナ(ほうじ茶味)』で !
ふぅ~、お腹いっぱい!
でも「甘いものは別腹だよね」ということで(ちなみに私は38歳のオッサンです)、締めに選んだデザートは『京カタラーナ(ほうじ茶味)』。
このデザート、甘すぎず、あとからお茶の香りが鼻にほわっと抜ける、上品な味わいです。
濃い料理のあとに食べると、いい感じにサッパリしていて、お店を出た際、口の中が爽やかに感じますよ(^ ^)
ちなみに、デザートの名前に付いている「カタラーナ」とは、イタリア発祥の洋菓子のことです。
たぬき焼はトッピングが選べるので、皆でワイワイしながら食べられるのが楽しいですね。
店員さんも店内の雰囲気も明るく、気兼ねなしに利用できるお店です。
今回注文した料理一覧
- たぬき焼(980円)
- 京風ねぎ焼(680円)
- 京カタラーナほうじ茶味(450円)
このお店の情報
店名 | 花たぬき 京都駅前店 |
---|---|
電話番号 | 050-5596-0245(予約可) |
住所 | 京都府京都市下京区東洞院七条下ル塩小路町512-1 |
営業時間 |
●月~金 11:30~14:00 17:00~24:00(L.O.23:00) ●土日祝 11:30~15:00 17:00~24:00(L.O.23:00) ※1月13日~2月7日まで休業 |
定休日 | 日 |
席数 | 48席(テーブル34席、座敷16席) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 多人数、会社帰り、友人同士 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
5.【烏丸七条】京都ディープスポット、リド飲食街で飲む『じじばば』
京都駅烏丸口徒歩5分。
東本願寺のすぐ近くにある「リド飲食街」。
昭和レトロの懐かしさが漂う、昔ながらの雰囲気の居酒屋さんが軒を連ねています。
「リド飲食街」自体、少し入りにくい雰囲気がありますが、美味い居酒屋に出会いたくば、勇気を出して入ってください!
そうすれば、京都駅前のディープスポットで幸せなひと時を過ごすことができますよ。
ということで、続いて紹介するのは、この「リド飲食街」の中にある『じじばば』という居酒屋さんです。
実は『じじばば』は「リド飲食街」の中に2店舗構えていて、洋風バル中心の『じじばばDOS』と、どちらかという和風な雰囲気の「酒肴屋じじばば」があります。
今回は『酒肴屋じじばば』にお邪魔しました。
こちらのお店は私、伊藤が紹介します!
居酒屋好きの私ですが「リド飲食街」は初めて。
なんだかRPGのダンジョンに足を踏み入れたような気持ちになり、勇者気分でワクワクしっぱなしでした!
さっそくお店を訪れると、すでに満席・・・。
カウンター席のみのお店なので、11名ほどでお店がいっぱいになるのです。
予約は受け付けていないお店だと聞いていたので、覚悟はしていましたが、平日の18時半の時点で満席とは・・・。
大将曰く、「ちょっと待っててくれれば、席が空くからー!」
とのことでしたので、外観の写真などを撮らせてもらいながら、15~20分ほど待っていると、先に飲んでいたお客様がお会計をして出てきました。
「どうぞ、空きましたよ」と優しく声をかけてくださったのは、お会計を済ませたお客様。
いいお店にはいいお客さんが集まる、という誰かの言葉を思い出しながら、カウンターの椅子に腰掛けました。
「ホタルイカの沖付け」とビールの相性が抜群!
まずはビールで乾杯。
ビールと一緒にお通しも出てきました。
この日のお通しは『ポテトサラダ』と『ホタルイカの沖付け』。
ポテトサラダにはチーズが入っていて、普段食べているポテサラとは一味違う味わいでした。
一緒に添えられていたバケットに乗せて食べてみると・・相性がバッチリ!
ホタルイカの沖付けは、塩気がたまらない!
ちびちび食べれるので、メインのお料理を待つのにちょうどいい量でした。
どちらもお酒のアテとしてパーフェクトなお通し!
これだけでビール一杯飲み干しちゃいそうな美味しさでした(笑)
これは絶対に注文してほしい!不動の一番人気『牛すじのチリソース煮』は納得の味わい
さあ、ここからは、じじばばの料理が次々と登場します。
まず、先鋒として姿を見せたのは、じじばばで不動の一番人気メニュー『牛すじのチリソース煮』。
これが美味しかった・・・!
食べた瞬間、トマトの旨味がフワッと広がります。
トマトソースが牛すじにこれ以上ないくらい染み込んでいるんです。
そして、牛すじもとっても柔らかく、口の中でほろほろとほどけます。
この料理、750円とお手頃価格なのにもかかわらず、バケットが3つも付いているんです。
ピリッと辛いチリソースが、バケットによく合う!
そして何より、牛すじはコラーゲンがたっぷりなのがいいですね。
この料理は少し時間がかかるので、席に着いたタイミングで頼むことをオススメします。
『厚切りベーコンステーキ』はまさにご馳走メニュー
続いて頼んだのは『厚切りベーコンステーキ』。
分厚いベーコンは、まさに「ベーコンステーキ」と呼ぶにふさわしいジューシーさで、これはもうご馳走ですね!
ベーコンをかじると、自然とビールに手が伸びちゃいます。
この料理、ビールとの相性がバツグンなんです。
カリッとした食感のあとに口の中にあふれるベーコンの旨味。
その旨味をビールで一気に流し込む。
これが快感なんですよね。
言葉には言い表せない幸せを感じられます。
この料理は野菜も多めに添えてあるので、野菜に包んで食べるのもオススメです。
締めに頼んだ『ゴーヤチャンプルー』に京都らしさを感じた!
そして、最後に注文したのがこの『ゴーヤチャンプルー』。
山椒がかかっているのがじじばば流。
この料理に山椒を被せてくるなんて、さすが京都の居酒屋ですよね。
ゴーヤのしっかりとした苦みと、コショウ&山椒のピリリとした刺激がたまりません!
ベーコンの細切りもよいアクセントになっていて、新しく注文した焼酎(八幡35度)が合う!
途中で焼酎を飲みたくなった私。
そんな私が店主に焼酎のオススメを聞いたところ、『八幡35度』を出してくれました。
25度はよく出回っているそうですが、35度は珍しいようです。
水割りで飲んでも芋の味がしっかりとしています。
ただ、味わいはあっさりとしていて、濃い目の料理に合わせやすかったです!
「じじばば」は予約できませんが、京都に来たらぜひ一度は行ってみてほしい名店。
席数が少ないので、開店してすぐの時間を狙うのがオススメです!
今回注文した料理一覧
- 牛すじのチリソース煮(750円)
- 厚切りベーコンステーキ (700円)
- ゴーヤチャンプルー(700円)
このお店の情報
店名 | 酒肴屋 じじばば |
---|---|
電話番号 | 090-2010-3912(予約不可) |
住所 | 京都府京都市下京区七条通烏丸西入ル東境町180 リド飲食街内 |
営業時間 | 18:00~翌2:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
席数 | 11席(カウンターのみ) |
喫煙・禁煙 | 喫煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されています。 最新の情報は店舗にお問い合わせください。 |
オススメのシチュエーション | 少人数、女子会、デート |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
6.【京都駅ナカ】牛ステーキと生ビールが美味い!駅ナカのビアレストラン『京ダイニング八条』
続いて紹介する居酒屋は、京都駅の八条口改札を出てすぐの場所にある食の楽園『京ダイニング八条』です。
次のお店は伊藤が紹介します!
実は私、ワイン党のように見えて、ビールも大好きなのです。
この『京ダイニング八条』は、出張組や観光組にめっちゃオススメしたいお店なんです。
八条口改札から徒歩1分という立地のよさはもちろん、料理もとっても美味しい!
ビールにとてもよく合う『赤身肉の牛ステーキ』から、黒七味の風味が記憶に残る『九条ねぎのピザ』や『フライドポテト』に舌つづみ。
まさに、京都の玄関口を代表する居酒屋です。
それではレポートスタートです!
クラフトビールが美味!ビールサーバーのあるお店でないと味わえない上質な飲み口
店内は外観の華やかさとは逆に少し落ち着いた雰囲気で、居心地のいい空間が広がっています。
心なしかお客さんの年齢層も高め。
一人飲みもしやすそう。
そんな空間で私の目を引くのが、カウンターに並ぶゴージャスなビールサーバー。
あのビールサーバーで飲むビールが美味しそう・・・!
というわけで、まずはビールで乾杯!
このお店の売りは何といっても、こだわりのビールが4種類用意されていること。
プレモルの「黒」や、「八条ビール」なんかも飲めちゃうんです。
プレモルの「黒」は、焦がしキャラメルのような上品な後味。
八条ビールは少しアロマに似た香りが鼻に抜け、味わったことのない味で驚きました。
ビールサーバーのあるお店は、ビールが美味しいですね~。
このお店の名物「赤身肉の牛ステーキ」をガブリ!
このお店に来たらこれを食べないわけにはいかないっ!
それが、この店名物の『赤身肉の牛ステーキ』。
鉄のステーキ皿が奏でるジュウジュウ♪という音が食欲をかき立てます。
ひとくち口に入れると、思っていたよりアッサリしてて、おろし醤油ベースのソースでサッパリと食べられます。
さらには、噛めば噛むほどオージービーフならではの肉の旨味を感じられて、ビールと合う、合う、合う!
(赤ワインにも合うと思います)
ハーフサイズも用意されているので、ガッツリお腹が減ってなくても、小腹を満たす感じで注文できちゃいます。
まさに和洋折衷(わようせっちゅう)!九条ねぎのピザに和風のフライドポテト
続いて注文したのが『九条ねぎのピザ』。
このピザが技ありで、なんと、味のベースが和風なんです!
九条ねぎとチーズの組み合わせに、和風だしの風味と胡麻油の香りが合わさっています。
さらには、黒七味のピリリとくる辛さがアクセントとなり、なんとも上品な味でした。
そして、次に注文したのは『八条フライドポテト』。
なんと、八条フライドポテトも味のベースが和風です!
さすが京都の玄関口にあるお店。
お店の和風へのこだわりに感動しながら、ポテトに手を伸ばすと・・・止まらない、止まらない。
あっという間にポテトを完食してしまいました・・・(^^;)。
さて、このフライドポテトも隠し味に黒七味が使われています。
ポテトの塩気とともに訪れるピリッとした刺激が、食欲を加速させてくれます。
そうそう、黒七味といえば「祇園 原了郭」の黒七味が有名です。
実は私も自宅に常備して、いろいろなものに振りかけてます(笑)
鼻に抜けるような香りと奥深い味わいがとっても上品で、大好きなスパイスです。
そして最後にやって来たのは・・・『だし巻きオムライス~豆乳湯葉あんかけ~』です!
これは京都の味覚のテトリスだ~!「だし巻きオムライス」を食べて京都の思い出を心に刻もう!
さりげなく添えられた「ちりめん山椒」と「しば漬けの刻み」。
そして、和風だしの風味をしっかり感じる「だし巻き」と、豆乳湯葉ソースこと「豆乳湯葉あんかけ」。
この4つが揃えば、それはまさに、京都の味覚のテトリス!
あああ、このだし巻き、めっちゃ京都っぽい。
そして、このだし巻き・・・。
実はご飯が入っています。
そう、そうなのです。
このだし巻き、メニューの名前にあるように、一応「オムライス」なんです!
(といっても、ご飯の存在感は小さく、ほとんどだし巻きが主役という感じです)
だし巻きとライスのコラボ、それはまさに「たまごかけご飯」の究極進化・・・!
京都を発つ前にこのだし巻きを食べておけば、京都の思い出がより深くあなたの心に刻まれることでしょう。
あ~美味しかった!
『京ダイニング八条』は京都駅直結からのアクセスがバツグン。
いろいろな使い方ができるお店なので、出張や観光で京都に来た人には、ぜひ訪れていただきたいです。
今回注文した料理一覧
- 赤身肉の牛ステーキ150g(1,350円)
- 九条ねぎのピザ(600円)
- 八条フライドポテト(ハーフサイズ(330円))
- だし巻きオムライス~豆乳湯葉あんかけ~(940円)
このお店の情報
店名 | 京ダイニング八条 (【旧店名】八条ダイナー) |
---|---|
電話番号 | 075-661-8548(予約可) |
住所 | 京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR京都駅構内アスティロードレストラン街 1F |
営業時間 | 11:00~23:00 (L.O. 22:00) |
定休日 | 無休 |
席数 | 68席 |
喫煙・禁煙 | 分煙 ランチタイム(11:00-14:00)は全席禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されています。 最新の情報は店舗にお問い合わせください。 |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士、デート、観光のついでに |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
7.【大宮に移転】1本80円のサクサク串カツ『はなまる串カツ製作所』
※四条大宮に移転(2018年11月8日追記)
京都駅から歩いて5分ほど。
七条通り沿いにある、知る人ぞ知る串カツの名店『はなまる串カツ製作所』。
このお店の魅力は、圧倒的なコスパ!
なんと、1本80円で美味しい串カツが食べられちゃうんです!
こんにちは。
美味しいものを食べると顔がとろけて仕事にならない「美味い居酒屋」編集部の前田です。
福岡→京都と出てきて、5キロ太ったことは内緒です。
このお店は私のお気に入りということもあり、私がレポートします!
最初はサッパリと、キュウリの漬物と梅クラゲで串カツを迎える準備
中に入ると、すごい活気!
カウンターにも人がたくさん!
人口密度の高さが、ワクワク感をかき立てます。
串カツを待ちつつ、すぐ出るメニューとして、『キュウリの漬物』と『梅クラゲ』を注文。
このふたつはこの店では不動の人気メニュー。
ショウガ醤油をつけて食べる『キュウリの漬け物』は、爽やかな中にピリリという刺激を感じる逸品。
梅クラゲも梅干しとクラゲのバランスが絶妙。
このふたつを先に食べておくことで、口の中がリセットされて、串カツを迎える準備ができました。
いよいよ、この店が誇る串カツの登場です。
串カツをいろいろ注文!サクサクの衣とあっさりとしたソースのおかげで何本でも食べられる!
この店に来たら、まずは一通り串カツを食べてほしい!
というわけで、私は次の串カツを頼みました。
- 牛ロース
柔らかな牛ロースが食べやすい塊肉になった一本。 - エビ
プリップリ、サクッサクのエビが贅沢に使われている一本。 - タマネギ
歯ごたえがあり、タマネギの甘さを感じられる一本。 - 豚チーズ
一口食べるとチーズがジュワ~とあふれ出す豚肉。 - アボカド
タルタルソースと一緒に味わう一本。熱が加わったアボカドは口の中でトロッと溶けるんです。 - 京とうふ
八丁味噌が乗っていて、甘くまろやかなお味。 - もち
いい感じに伸びるお餅。 - アスパラ
シャキッとしながらも、柔らかいアスパラ。 - バナナ
チョコレートのソースをかけて食べるデザート串。縁日で食べるチョコバナナを思い出します。
ちなみにこれ、それぞれ一本80円なんですよ!
次々と揚げたてが運ばれてくる串カツを、お店オリジナルのソースにつけて食べます。
どれも衣が薄めでサクサク、ソースの味付けはあっさりなので、口に運ぶ手が止まりません!
個人的に一番好きなのは、牛ロース。
80円とは思えないくらいに柔らかくて、旨味が凝縮されてました。
豆腐やアボカドの串揚げもある!変わり種の串揚げも全部80円で嬉しい!
先ほども紹介しましたが、この店には変わり種の串カツもたくさんあります。
「えっ、この素材を串カツにしたら、こんなに美味しいの!?」という驚きがあって、とっても楽しいんです。
たとえば『京とうふ』や『アボカド』の串はぜひ食べてほしいです!
(上記の写真にはアスパラも載っています)
「京とうふ」には八丁味噌が乗っていて、甘くまろやかなお味。
そして、「アボカド」はタルタルソースをつけて食べます。
熱が加わったアボカドは口の中でトロッと溶けるんです。
そこにタルタルソースが絡まると、まさに新感覚の味!
『はなまる串カツ製作所』は1本80円というコスパ最強のお店です。
お腹いっぱい食べても3,000円でお釣りが来るからうれしいですね。
割とサッパリと食べられる料理が多いので、1軒目として使うだけでなく、2軒目として使うのもいいかもしれません。
今回注文した料理一覧
- 串カツ(牛ロース、豚、玉ねぎ、アボカド、京とうふ、もち、エビ、アスパラ、豚チーズ、バナナ、ししとう 各80円)
- きゅうりの浅漬け(380円)
- 梅くらげ(380円)
このお店の情報
店名 | はなまる串カツ製作所 大宮店 |
---|---|
電話番号 | 050-5868-2894(予約可) |
住所 | 京都府京都市中京区壬生坊城町3-3 |
営業時間 | 17:00~翌1:00 (L.O.24:00) ドリンクオーダーは0:30まで可 |
定休日 | 無休 |
席数 | 25席 (カウンター6席、テーブル19席) |
喫煙・禁煙 | 全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されています。 最新の情報は店舗にお問い合わせください。 |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士、2軒目 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
さて、京都駅周辺のオススメ居酒屋特集、いかがでしたか?
京都駅周辺にはまだまだ隠れた名店がありますので、それらの名店に足を運んだ際には、この記事を更新しておきますね。
最後に、今回紹介したお店をもう一度おさらいしておきます。
気になるお店があれば、記事を読み返してくださいね。
今回紹介したお店
各店の場所を地図で確認!
それではまたお会いしましょう。
お相手は京都歴17年、「美味い居酒屋」編集部の松尾でした。
See You!