※ご注意 |
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営業時間については、2021年1月15日時点のものを掲載しています。 変更されている場合がありますので、来店される際には各店にご確認いただけますと幸いです。 |
誰もが憧れる、高級飲食店が立ち並ぶ街「銀座」。
大人の魅力があふれる街ですね。
ザギンでシースー(寿司)という言葉もあるので、「銀座には、高級なお店しかないのでは!?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たしかに銀座は、「高級レストランや会員制のバーがひしめき合う、眠らない街」というイメージで、「安くて美味しい居酒屋がある街」というイメージはないかもしれませんね。
しかし、銀座にだって、きっと「安くて美味しい居酒屋」はあるはず!
そう考えた私たち「美味い居酒屋」編集部が調査を重ねた結果、「銀座=高級店」の概念が覆るほどのすばらしい出会いがありました。
というわけで、こんにちは!
「美味い居酒屋」編集部の前田です。
今回の「美味い居酒屋」は銀座特集!
銀座駅周辺は活気にあふれ、週末はもちろん平日も大盛況。
とくに金曜日の夜のコリドー街は、あまりの人の多さに歩くのも苦労するほどです。
最近ではGINZA SIX(ギンザ シックス)もオープンし、これからも私たちをワクワクさせてくれる街であり続けると思います。
そんな銀座駅周辺には、意外に思うかもしれませんが、安い値段で楽しめる居酒屋が多くありました。
銀座駅付近から歌舞伎座がある東銀座方面まで、立ち飲みの店からデートや宴会での使い勝手がいいお店など、バラエティ豊かなラインナップで参ります。
それではまいりましょう!
今回紹介するお店
まずは各店の場所を地図で確認!
1.【東銀座駅】サービスもこだわり食材を使った料理も抜群『炙り場 ごち惣屋』
東銀座駅から徒歩1分、銀座駅から徒歩4分。
歌舞伎座の向かいの通りから静かな路地に入り、50メートルほど歩いたところに『炙り場 ごち惣家』はあります。
このお店の魅力は、工夫が凝らされた数々のお料理と、居心地のよさです。
銀座というと、高級店が多く、気軽に入れるお店がないイメージがありますが、この「炙り場 ごち惣家」はそんなことありません!
気軽さ、コスパのよさを両立させたお店なんです。
こんにちは。
銀座が似合う男を目指している「美味い居酒屋」編集部の前田です。
このお店は、私がナビゲーターを務めます!
3種類のおしぼりに遊び心あり。ビールとオリジナルサワーで乾杯!
「前田様 ご来店に感謝!」
席に座るや否や、目に飛び込んできた手書きのメッセージ。
こういう演出、うれしいですよね~。
さらに驚いたのが、店員さんからの次の一言。
「おしぼりなんですけど、温度が違う3種類あります。温かい、冷たい、人肌のどれがよろしいですか?」。
んっ?おしぼりの温度が選べる・・・?
せっかくなので「冷たい」おしぼりと、少しめずらしい「人肌」のおしぼりを頼みました。
実際におしぼりがくると、人肌のおしぼりは冷たくもなく温かくもなく、絶妙な温度。
「あ!ホントに人肌だ!」と、ひとしきり盛り上がります。
こういった演出は、何気ない会話のきっかけになりますね。
さすがホスピタリティの街、銀座・・・!
おしぼりで盛り上がったあとは、いよいよ乾杯。
写真左上が「梅酒サングリア」、右下が「生絞り3種の果実サワー」、そしてあとの2つはビールです。
「梅酒サングリア」は、梅酒ベースのサングリア。
サングリアといえば、一般的にはワインなので、梅酒ベースは珍しいですよね。
梅酒がベースなのでワインが苦手な人にも飲みやすいかもしれません。
また、生の桃やイチゴも入っていたので、女性にオススメ。
「生絞り3種の果実サワー」は、カシスベースのカクテル。
こちらにはグレープフルーツ、レモン、オレンジが入っています。
柑橘系で、とても爽やかな後味でした。
そして、お通しで登場したのが『山芋そうめん』。
細かく刻んでそうめん状にした山芋の上に、うずらの卵がのっていて、麺つゆでツルッといただくことができます。
・・・爽やかで美味しい!
お通しの段階でこのクオリティ!ということで、料理への期待が高まります。
口の中が旨味の洪水!『カキの燻製マリネ』はエンドレスで食べたい味
続いて出てきたのは『カキの燻製マリネ』。
ぷっくりした大粒の身で、見るからに味が染みていそうです。
おおおお、これはまさに旨味の洪水!
一口かじると、プリップリの牡蠣からあふれるミルキーな旨味が、口の中を満たします。
ビールとも合うけど、これは日本酒だなぁ。
日本酒飲みたい!!
・・・というわけで、「どっしりとしていて、香りがよい日本酒」を店員さんにリクエストして、選んでもらったのが「純米大吟醸 山の井 黒」。
純米大吟醸と純米吟醸、純米酒の3種類の日本酒をブレンドした「純米大吟醸 山の井 黒」。
飲み口はサラッとしているけど、後味で甘味が広がって爽やか。
牡蠣のマリネを食べ、山の井を飲む。
このループが止まらず、あっという間に食べきってしまいました。
こだわりの鶏のレバーは納得の味!絶対に2分以内に食べるべし
次に出てきたのは『レバー』の串。
「火が通りきる前に、2分以内に食べちゃってください」と店員さんに言われ、慌てて口に運びます。
あぁ!そういうことか!
食べて納得しました。
レバーのまわりは網脂が巻いてあり、食感はプリッとして、中はトロっとした食感。
この食感を味わうためのアドバイスだったというわけですね。
さすが鶏専門店のレバーという風格で、次に出てくるメイン料理も楽しみになってきました。
目の前でカットしてくれる!?『さつま知覧どりのごて焼き』
次にメイン料理として注文したのが、このお店の名物である『さつま知覧どりのごて焼き』。
骨つき肉を炭火で豪快に焼き上げる「ごて焼き」は、鹿児島では有名みたいですね。
ごて焼きとは、いわゆるローストチキンのこと。
鹿児島の方言で足を「ごて」ということから、足ごと焼いた焼き鳥(ローストチキン)を「ごて焼き」と呼ぶようになったそうです。
鹿児島へ観光に行かれる際は、薩摩料理のひとつとして、ぜひ憶えておいてくださいね。
ごて焼きは、こんなふうに、骨に肉がついた状態のままテーブルまで運ばれ、店員さんが目の前で切り分けてくれます。
皮は炭火でこんがり焼けていて、店員さんがハサミを入れるたびに、パリッパリッと美味しそうな音がします。
そして一口、口に運ぶと・・・。
おおおお、この歯ごたえと、湧き出る鶏の脂がたまらない・・・!
噛むたびにジュワっとでてくる鶏の脂が、肉の弾力と合わさって、まさに焼き鳥界の総合王者!
特筆すべきはその歯ごたえ!
今までの鶏肉では経験したことがない、しっかりとした食感に目を丸くすること間違いなしです。
あまりの美味しさに驚き、店員さんに美味しさの秘密を聞いてみると・・・。
「さつま知覧どりは、一般的な若鶏よりも長い期間飼育します。
日数でいえば、一般的な若鶏の9倍にあたる450日ほどでしょうか。
長期間飼育することで適度に筋肉がつくんですよ」という回答が。
なるほど・・・!
飼育期間の長さが、この旨味や食感に反映されているんですね・・・!
生ポテトフライは3つの食感が楽しめる!食べ過ぎには注意!(笑)
最後に頼んだ料理は、何かつまみやすいものということで、『生ポテトフライ』を注文。
「生ポテトフライ」ってなんだか吸引力あるネーミングだと思いませんか?
ポテトフライは食べたことはあるけど、生ポテトフライって何だ?とテーブルで話題になり、注文してしまったのでした。
そうして届いたお料理がこちら!
た、たしかに、ジャガイモ感がハンパない・・・!
聞くところによると、このポテトフライ、芋をふかし、形を崩して揚げているそう。
それにより、いろいろな食感を楽しめるようになっているらしく、たしかに、ジャガイモの表面と断面、真ん中のあたりで食感が違います。
たとえるなら、ポテトチップス、じゃがバター、ハッシュポテトを一度に楽しめるような一品。
生ポテトフライの名前の由来を聞くと、「じゃがバターのようなトロっとした食感が、なんだか生っぽいでしょ?」とのこと。
なるほどなるほど、そういう意味での「生」でしたか。
最後に注文したこの料理にも大満足。
ただ、このポテトフライ、ジャガイモを3個も使っているので、ひとりで食べきるのは厳しいかも。
3人以上で食べに行ったときに注文するといいかもしれませんね。
人気のあるお店なので予約して行かれることをオススメします。
銀座という一等地にありながら、気軽に美味しい料理とお酒を楽しめるお店です!
今回注文した料理一覧
- カキの燻製マリネ(490円)
- レバー(串)(1本 180円)
- さつま知覧どりのごて焼き(980円)
- 生ポテトフライ(580円)
このお店の情報
店名 | ごち惣家 |
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電話番号 | 050-5596-8009(予約可) |
住所 | 東京都中央区銀座5-14-14 サンリット銀座ビル2 B1F |
営業時間 |
●月・火・水 17:00~24:00(L.O.23:30) ●木・金 17:00~翌5:00(L.O.3:00) ●土・祝 17:00~23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 日曜日 祝日営業の有無は要確認 |
席数 | 38席 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
2.【銀座八丁目】スタッフはみな沖縄出身!銀座の小さな南国『リトル沖縄』
東京メトロ銀座駅から徒歩8分、新橋駅から徒歩3分、金春通に沖縄料理専門店『リトル沖縄』はあります。
「沖縄」の大きな文字の看板が目印です。
『リトル沖縄』は本格沖縄料理と泡盛が楽しめるお店で、一歩店内に入ればほぼ沖縄、「めんそ~れ!」と歓迎されているような気分になります。
会社帰りの方やデート中のカップルでいつも賑わっています。
このお店は美味い居酒屋編集部の伊藤がレポートします!
『リトル沖縄』には、沖縄ならではの珍しい食材を使ったお料理もありますよ!
無糖・加糖の2種類の『シークヮーサーサワー』
店内にはカウンター席とテーブル席、合わせて45席ほど。
さっそく、店員さんにオススメのドリンクを聞くと、
「『シークヮーサーサワー』が人気だよ!
無糖タイプのほうが酸っぱくてリピーターが多いかな~」とのこと。
飲み比べてみたいので無糖と加糖の2種類ともオーダーします。
左側のグラス、色の薄いほうが『シークヮーサーサワー』の無糖タイプ。
右側の色の濃いほうが加糖タイプです。
乾杯!
まず無糖タイプから。
酸味がしっかりあり酸っぱすぎないので飲みやすい。
レモンともグループフルーツとも違う、少し苦味があるのが美味しい~!
続いて加糖タイプです。
こちらも甘いけどさっぱり!
フルーティーでまろやかです!
無糖と加糖と甲乙つけがたいけど、個人的には加糖派かな。
自社工場で作る『ジーマミ豆腐』と沖縄直送の『お刺身盛り合わせ』
私は沖縄料理屋に行くと必ず探すくらい『ジーマミ豆腐』が好物。
このお店にもあるのでさっそくオーダー!
『ジーマミ』は漢字で書くと「地豆」。
沖縄では落花生を表し、つまり、ジーマミ豆腐はピーナッツを使った豆腐のことです。
沖縄でもポピュラーな郷土料理です。
いただきます!
ん~口のなかでピーナッツの香りが広がる~!
とっても濃厚!
ジーマミ豆腐ってちょっと贅沢な気持ちになります。
美味しすぎてちびちび食べてしまうんですよね~。
続いて沖縄直送の『お刺身盛り合わせ』です。
左から「ソデイカ」「マグロ」「シマダコ」「イラブチャー」。
沖縄の海からここまでたどりついてくれたことに、なんだか感謝です。
「イラブチャー」ってご存知ですか?
沖縄で取れる熱帯の魚で、私は初めて聞きました。
全身エメラルドブルーに輝く、ものすごく変わった見た目の白身魚です。
とにかくブルーなので検索結果をみてください!
さっそく「イラブチャー」も実食!
意外に繊細なお味・・・
コリコリ感はあまりないです。
醤油はつけすぎないほうが、素材そのままの味を楽しめます。
「ソデイカ」はコリコリ、少しネットリ。
ずっと噛んでいたくなるような不思議な食感・・・。
沖縄近海で釣れた「マグロ」は、贅沢な厚み。
店員さんいわく「いつもはカジキを出しているんだけど、今日はマグロ!」とのこと。
弾力があり、ほのかに甘味が・・・!
「シマダコ」もネットリ食感が美味い・・・。
噛めば噛むほど塩気のある旨味がでてきます。
具材がビッグ!ちょっと変わった『ゴーヤちゃんぷるぅ』
沖縄料理といえば外せない、『ゴーヤちゃんぷるぅ』を注文。
具材ゴロゴロ!!卵ふわふわ!
写真では伝わりにくいのですが、豆腐やゴーヤや豚が全部大きめです。
ゴーヤが厚めなので苦味がガツンとくるのがたまならい!
気づくとグラスが空になっていたので、ここはひとつ、沖縄らしく『泡盛』をオーダーすることに。
私は普段泡盛を飲まず、詳しくないので店員さんに聞くと、『黒真珠』をオススメされました。
かっこいい名前なのでロックで!
ウイスキーのようなトロリ感のなかに、ズキュンと刺激があります。
真っ青な琉球ガラスのおちょこで飲んでいると、数年前に訪れた石垣島の海を思い出す・・・。
アルコール度数43%とかなり高いので、チェイサーももらってちびちびやります。
漆黒の『豚ロースの黒胡麻揚げ』はピンクのハイビスカス塩と
ガッツリお肉も食べたいな・・・と思っていたら、店員さんが「お客さん、『ミヌダル』って食べたことある?うちの看板メニューだよ」と教えてくれます。
「ミヌダル」・・・?まったく知らないので頼んでみました。
黒っっっ・・・・!
なんですかこれは!?
「これは『豚ロースの黒胡麻揚げ』。レモンをかけて召し上がれ。」と、店員さん。
匂いは美味しそう・・・漆黒の豚ロース、いざ実食!
めちゃくちゃ香ばしい!
黒胡麻の風味がこれでもかと口のなかいっぱいに広がります。
火の通り具合も絶妙で柔らか!
横にはこの謎のピンク塩が添えられています。
「これはハイビスカスの塩でうちオリジナルなんですよ。」と店員さん。
ミヌダルにちょこっと付けていただくと・・・
ほのかに花の香りがして美味しい!
店員さんはみんな気さくでオススメ料理を教えてくれますよ。
常連さんと「いらっしゃい~元気してた~?」と話すシーンも。
和やかな雰囲気でほっこりしますよ。
今回注文した料理一覧
- ジーマミ豆腐(580円)
- お刺身盛り合わせ(2人前1,500円)
- ゴーヤちゃんぷるぅ(760円)
- 豚ロースの黒胡麻揚げ(860円)
このお店の情報
店名 | リトル沖縄 |
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電話番号 | 050-5589-4446 |
住所 | 東京都中央区銀座8-7-10 |
営業時間 |
17:00~22:00(L.O.21:30) ※緊急事態宣言を受け、20時閉店 |
定休日 | 年末年始 |
席数 | 45席 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 会社帰り、友人同士、宴会 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
3.【コリドー街付近】隠れ家的立ち飲み屋『銀座 しまだ』
東京メトロ銀座駅から徒歩8分。
外堀通りを1本入ったところにある、知る人ぞ知る立ち飲みの名店『銀座 しまだ』。
路地を入ったところにあり、一見すると民家のような雰囲気。
明るい店内は、立ち飲みカウンターと1卓のテーブルのみ。
平日でも満席になる日が多い人気店なので、お店に行く際は少し並ぶのを覚悟しておいたほうがいいかもです。
そんな「銀座 しまだ」の魅力は、おかみさんの丁寧な接客と、驚きが止まらない季節ごとの魚料理。
どちらも、あまりのクオリティの高さに「ここは料亭かな?」と勘違いしてしまうほどです。
立ち飲み屋が好きすぎて、いつか自分で立ち飲み屋を開業したいと考えている「美味い居酒屋」編集部の宮本です。
このお店は、私がナビゲーターを務めます!
日本酒とビールで乾杯!お通しの『真子和え』からレベルの高さに度肝を抜かれる
まずは乾杯!
選んだのは、ビールと、甘口で飲みやすさに定評のある日本酒『苗場山』。
苗場山、好きなんですよね~。
そして目の前に出てきたお通しは『真子和え』。
これは白子とししゃもの卵を和えた珍味。
塩気の強さがちょうどよくて、苗場山によく合いました。
一口頬張れば口の中に一気に海が広がる!『ウニと伊勢エビのジュレ仕立て』を召し上がれ!
さあ、いよいよお料理を注文していきます。
まず注文したのは『ウニと伊勢エビのジュレ仕立』。
見てください、このジュレの濃厚感!
ウニがた~っぷり乗っています。
あっ、そういえば、この料理には伊勢エビが使われていたはず・・・。
伊勢エビはどこかな?
そう疑問に感じた私でしたが、一口食べたら謎が解けました。
伊勢エビは、ジュレの中に溶けていたんです!
なるほど~。
この旨味の正体は伊勢エビだったんだ。
そう感心した私の口の中に、徐々に海が広がっていきます。
一口食べるごとに、私の口の中に見え隠れする壮大なオーシャンビュー。
ウニと伊勢エビのコラボは最強ですね。
フワッフワの食感の『アナゴの白焼き』と、季節の味覚「秋刀魚」のダブルコンボに舌鼓
続いては"おかみさんオススメ"の料理を頼もうということで、焼き物でのオススメを聞いたところ、『伝助アナゴの白焼き』を勧められました。
これがそのアナゴの白焼きです!
もう見た目からフワッフワ。
刺身でも食べられる伝助アナゴを、皮はパリッと、身はフワッフワに焼き上げています。
味付けはシンプルに塩のみ。
お好みでワサビをつけて食べるのですが、これが技あり!
アナゴ本来の甘さが口いっぱいに広がります。
そして続けて登場したのが、季節もののメニューとして用意されていた『秋刀魚と舞茸の巻き焼き』。
早速口に運ぶと・・・。
おおお、ホロホロとプリプリの共演が・・・!
秋刀魚の食感がホロホロしている一方で、舞茸はプリップリの歯ごたえ。
この料理の食感を一言で表すのなら、まさに「ホロプリ」と呼んでもいいのでは?と思うくらい、新感覚の美味しさでした。
この料理には軽く塩味が効いているので、醤油などをつけなくてもOK。
秋刀魚のジューシーさと旨味だけでペロッといただけます。
削りたてのカラスミが山盛り!締めにオススメの『からすみそば』は風味がたまらない!
楽しかった時間もそろそろお開き。
締めの一品として注文したのが、このお店の看板メニューでもある『からすみそば』です。
これ、上にかかっているのはカレー粉じゃないですよ(^^;)
「からすみ」なんです。
このからすみは、パウダーのからすみではなく、削りたてのからすみなので、風味がスゴイ。
なんとぜいたくな料理でしょうか・・・!
横からも見てください。
からすみの量がすごくて、そばが見えません(笑)
さて、肝心のお味ですが・・・思わず目を丸くする美味しさ!!
そばのあっさりさと、からすみの塩気が本当に合う、合う、合う!
締めの一品としてだけでなく、日本酒のアテとしても楽しめちゃう味。
この料理を食べに通うお客さんがいるのも納得です。
大満足の一夜でした(^ ^)
「銀座 しまだ」の料理には静かなようで大胆な感動があります。
冒頭では「知る人ぞ知る」なんて書いちゃいましたが、今、このお店は隠れ家的立ち飲み居酒屋として大人気。
お店に行く際は、満席を覚悟して向かうようにしてくださいね。
今回注文した料理一覧
- ウニと伊勢エビのジュレ仕立て(1,600円)
- アナゴの白焼き(1,000円)
- 秋刀魚と舞茸の巻き焼き(1,200円)
- からすみそば(1,600円)
このお店の情報
店名 | 銀座しまだ |
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電話番号 | 050-5457-8805(予約可) |
住所 | 東京都中央区銀座8-2-8 高坂ビル1F |
営業時間 | 16:00~23:00(L.O.22:30) テイクアウトは11:00より受け取り可能 ※緊急事態宣言のため1/10から2/7まで休業 |
定休日 | 日 |
席数 | 14席 (立ち10名/着席のテーブル一つ(4名掛け)) |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
4.【銀座一丁目駅】松茸にフグ!ワンランク上の和食屋『舞桜』
銀座一丁目駅から徒歩1分、銀座駅から徒歩3分、お店でにぎわう並木通りに面したビルの6階に『舞桜』はあります。
舞桜の魅力は、何といっても旬の食材を堪能できること!
たとえば、夏から11月までにかけては、旬の松茸をいただくことができます。
こんなにたくさんの松茸、見たことありますか!?
松茸以外にも、軍鶏(しゃも)やフグ、クエやカニなどもいただくことができるんです。
今回はそんな舞桜の魅力をお伝えします。
このお店を知ってから他のお店で松茸を食べられなくなった「美味い居酒屋」編集部の池田です。
このお店は、私がナビゲーターを務めます!
空腹を満たしてくれる野菜たっぷりのお通しに、生ビールとハイボールで乾杯!
まずは乾杯しつつ、お通しの『蒸し鶏の明太マヨ添えと野菜のピクルス』をいただきます。
これはハイボールに合いますね~!
やさしい味つけの玉ねぎやパプリカ、きくらげに大根と種類も豊富で、蒸し鶏に添えられた明太マヨがいい仕事してます。
量がほどよく、ペコペコだったお腹がいい感じに満たされました。
中トロの厚さに驚く、『刺身3種の盛り合わせ』
メニューに一通り目を通し、「居酒屋といえばお刺身!」ということで注文したのが『刺身3種盛り合わせ』。
3種盛りといいつつ、実際は中トロ、赤身、サーモン、真鯛、カンパチの5種盛りという豪華さ!
中トロの厚さは2cmほどあり、思わず「おおおお!」と歓声が出てしまいました。
3種盛りの時点でこの豪華さ。
ほかのメニューも期待できそうで楽しみになってきました。
はんぺんのような、ふわっふわっ食感のつくねに、トローリ温泉玉子のハーモニー
次に出てきたのは、『軍鶏のつくねと温泉たまご』
このつくね、なんだか、大きくないですか・・・?
つくねは大ぶりで、ゴルフボールより一回り大きいくらいのサイズ。
真ん中に乗っているオレンジ色の温泉玉子をくずして、トロ~リとつくねにかけます。
つくねを口に入れると、とってもきめ細やかで、はんぺんのような、ふわっふわっの食感に驚かされます。
味つけは、すき焼きのような醤油味で、出汁がしっかりときいていて優しい味です。
この瞬間、舞桜のつくねは、私の「歴代つくねランキング」の一位に躍り出ました。
ここまで2品を食べ、舞桜の料理の美味しさを実感した私たちは、ついに禁断のメニューを頼んでしまいます。
それは・・・『松茸の一本焼き(時価)』!!
でも、時価ってどのくらいの金額か、コワいですよね・・・。
「あの・・・時価っておいくらなんでしょうか?」
店員さんが「少々お待ちください」と持ってきてくれたのが、冒頭でも紹介したこの松茸たち!
「こちらが本日の松茸です。大きさによって8000円~1万2000円になります」
・・・庶民にとっては、なかなかのお値段です。
少し迷いましたが、思いきって8000円の松茸を頼みました。
だって、まわりのテーブルのあちこちから、「松茸がさ・・・」「松茸頼もうよ」という噂話が聞こえてくるんですよ。
もう、松茸を食べずには帰れません・・・!
松茸は、料理長が直々に席まできて焼いてくれます。
ただ、この日は松茸の注文が多く、少し時間がかかるとのこと。 松茸待ちの間に、店員さんオススメの『牛すじのトマト煮』をいただきます。
パっと見、担々麺のように見えるかもしれませんが、この赤さの正体はトマト。
トマト煮と聞いて洋風な味つけをイメージしていましたが、牛すじの出汁が出た和風のトマトスープは、汁まで飲み干したくなる美味しさです。
そして、牛すじは箸で割れるくらい柔らかく、量もタップリ。
松茸への期待が高まるところで、私たちは先に"松茸に合う日本酒"を教えてもらいました。
そこで注文したのが『純米吟醸酒 七本槍』。
いや~、このタイミングで日本酒を頼むのがたまりませんね。
七本槍は辛口でスッキリした飲み口。
七本槍をチビチビと飲んでいたところに、いよいよ今日の主役が登場しました。
東京でも数店舗でしか味わえない松茸の一本焼き!料理長が目の前で焼いてくれる松茸に舌鼓
さあ!今日の主役の登場です!
料理長が松茸を持って席まで来てくれます。
今から目の前で松茸を焼いてくれるんです!
松茸には「松茸オール」という成分があり、切ったり加熱したりすると飛んでしまうそう。
松茸本来の味を楽しむには、丸ごと焼く必要があるのだとか。
七輪で9割がた熱を通したら、あとの1割は余熱で火を通すのですが、その加減がとても難しいそうです。
ちなみに料理長はひとりで年間1600個もの松茸を焼いているとのことです。
年間1,600個・・・!
松茸を一本見るだけでもビビってしまう私にとっては、天文学的な数字です・・・!
そんなことを話している間に、料理長が松茸を切り分けてくれました。
肉厚でどこかスタイリッシュ・・・!!
(興奮しすぎて、いい言葉が思いつかない例)
「これから私の口は、この松茸を味わうんだ・・・!」と何度も心の中でリフレインしつつ、すだちを絞りゆっくりと口の中へ運びます。
キターッ!!!
鼻まで抜ける松茸の風味、そして、シャキシャキとした歯ごたえ!
自分のすべての五感をフル動員して、この松茸の風味と美味しさを感じようとする私。
その瞬間、この世の時間がゆっくり流れ、頭に浮かぶは相対性理論という言葉。
松茸って、繊維が多く噛み切れないイメージをもっていましたが、この松茸はとても歯切れがよく、すだちの香りとのコンビネーションがなんとも爽やかです。
「香り松茸、味しめじ」なんて言葉がありますが、これを食べたら「香りも味も松茸!」と思うこと間違いなし!
松茸は夏~秋のシーズンのみの取り扱いですが、冬はクエ鍋やフグが美味しいそうです!
今回、クエ鍋は食べませんでしたが、冬にこのお店に行かれる際は、ぜひほかの料理も味わっていただければと思います。
料理の量がしっかりあるので、3、4人以上で行かれると、いろんな種類の料理が楽しめます。
松茸以外にも四季折々の旬の食材を楽しめる舞桜。ぜひ行ってみてくださいね。
今回注文した料理一覧
- 松茸の一本焼き(時価)
- 刺身3種盛合せ(2,380円)
- 軍鶏のつくねと温泉たまご(980円)
- 牛すじのトマト煮(880円)
このお店の情報
店名 | 舞桜 |
---|---|
電話番号 | 050-5868-2457(予約可) |
住所 | 東京都中央区銀座1-5-10 銀座ファーストファイブビル 6F |
営業時間 | ●月~土 11:30~20:00(L.O.19:00) ※緊急事態宣言のため12/18~2/7は20:00まで |
定休日 | 日・祝 |
席数 | 93席 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
5.【銀座一丁目駅】バラエティー豊富な料理が楽しい『独楽』
銀座の喧騒から少し離れた銀座一丁目駅から徒歩1分。
暖簾をくぐって降りていくと、地下にお店を構える隠れ家居酒屋『独楽』があります。
満席の店内は、活気があって賑わっていますが、ガヤガヤしているわけではありません。
店内は明るい感じですが、接客は落ち着いていて、さすが銀座といった感じです。
お店の一押しである、有機露地栽培の野菜のメニューを中心に、定番おつまみや貴重なブランド鶏など、幅広いラインナップ。
お酒の種類も豊富で、若手から年配の方まで、幅広い年齢にウケが良さそうなお店です。
会社の飲み会にも安心して使えますよ。
優しい出汁が染みるお通しで準備運動!まずは有機露地栽培の『バーニャカウダ』で場を盛り上げる
いつもなら「乾杯のお酒はとりあえずビール!」ですが、こちらのお店、お酒の種類がとにかく豊富。
せっかくなので、「今月のオススメのお酒」の中から「マニアックな焼酎です」とお店の方にオススメいただいた大分の麦焼酎『杜翁(もりのおきな)』をロックでオーダー。
味が気になる『杜翁(もりのおきな)』ですが、とにかく麦の風味がしっかりしています。
芋焼酎のパンチのある風味が好きで、麦焼酎は少し物足りないという人にもオススメですね。
お通しは小鉢が2つ。
『ほうれん草と椎茸のおひたし』と『玉子豆腐』です。
出汁をまとったほうれん草が優しい味わい。
たまご豆腐もつるんといただき、胃の準備運動はバッチリです。
なぜか忘年会、新年会の幹事役を担当することが多い「美味い居酒屋」編集部の前田です。
このお店は、私がナビゲーターを務めます!
契約農家から仕入れた新鮮で珍しい野菜を使ったバーニャカウダは食べなきゃ損!
人気の『バーニャカウダ』は、契約農家から仕入れた有機露地栽培の野菜を使用。
みずみずしく新鮮な珍しい野菜がたくさん並び、目にも楽しいです。
バーニャカウダソースはニンニクの香りにそそられ、ビールやハイボールが進みます。
嬉しいのが、塩が添えてあること。
塩と一緒に食べることで日本酒や焼酎にも違和感なくハマります。
「『やーこん』の味って何かに似てる・・・あ、梨だ!」
「『ロマネスコ』のビジュアル、ジョジョの奇妙な冒険の重ちーの頭みたいじゃない?」
と初見の野菜を前に会話が弾みます。
飲み会の序盤にふさわしい一品ですよ。
肉厚なお刺身がドーンと登場! お酒をもつ手が止まらない
続いて登場したのは、この見事な『お刺身5種盛り合わせ』!
季節感を演出する紅葉の飾りが心憎いですね。
この日のラインナップは、石川のシメサバ、青森のワラサ、三重のコロダイ、富山のサワラ、千葉のスズキ。
毎朝築地から仕入れている鮮魚を使ったお刺身は、「自信ありです!」とお店の人が勧める通り、新鮮さがわかるぷりっぷりの食感!
東京の居酒屋でこれだけ厚切りでボリュームのある太っ腹なお刺身はなかなかお目にかかれません。
添えられている海藻も余すことなく完食です。
美しいお刺身を前に気持ちが高ぶり、あっという間に麦焼酎を飲み干してしまいました。
なので、次はこちらも「今月のオススメのお酒」の中にあった、「来福」という茨城の日本酒をチョイス。
お米の味がしっかりしていて、スッキリしつつも芳醇な香り。
しっかりした日本酒だけど、同時に飲みやすくもあり、グイグイいけてしまうので飲みすぎ注意です。
お刺身と日本酒の組み合わせが最高なことなんて言わずもがな! しっかりしたお魚の味と、お酒の風味のバランスがとてもいいので、相乗効果でお互いの旨味は高まるばかり・・・!
主役級の存在感! 『生ウニソースのオムレツ』と『ブランド鶏の炭火焼き』を追加オーダー
独楽名物、創業以来人気No.1だという『生ウニソースのオムレツ』は、ふわふわのオムレツに、なめらかなウニのソースがたっぷり。
贅沢にいくらをトッピングしましたが、いくらの塩味が思いのほか、卵と好相性。
鳥と魚、親は違えど、どっちも卵。
新しい仲良しコンビの誕生です。
オムレツは「洋」の料理ですが、ウニといくらによって和の要素が加わることで、日本酒や焼酎にも合う一品になりました。
おそらく、全方位のお酒に合うオムレツですね。
地鶏・銘柄鶏好感度コンテストで最優秀賞を受賞している鶏を使った『錦爽鶏のもも柚子胡椒炭火焼き』。
炭火の香ばしさが食欲をそそります。
ジューシーで、程よく弾力はありつつも柔らかく、鶏肉のいい香りがします。
鶏肉の臭みが少し苦手なのですが、嫌な臭みはまったくありません。
この鶏が食べられるお店はそう多くないとのことで、レア感がこれまたグッときます。
一緒に行く相手を選ばない、安心感のあるお店。
飲み会をセッティングする時に重宝しそうです。
幹事の株が上がること間違いなしですね!
今回注文した料理一覧
- 朝獲れ新鮮野菜のバーニャカウダ 大(1,680円)
- お刺身5種盛り合わせ 4人前(3,780円)
- 生ウニソースのオムレツ、いくらのトッピング(1,130円)
- 錦爽鶏のもも柚子胡椒炭火焼き(880円)
このお店の情報
店名 | 独楽(こま) |
---|---|
電話番号 | 03-3561-5550(予約可) |
住所 | 東京都中央区銀座1-3-3 G1ビルB1F |
営業時間 | ●月~金 ディナー 17:00~24:00(L.O.23:00) ●土 16:00~23:30(L.O.22:45) ※緊急事態宣言のため1/8(金)より当面の間、臨時休業 |
定休日 | 日・祝 |
席数 | 60席 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士 |
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※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
6.【銀座一丁目駅】旬の食材の炭焼きと日本酒を味わう『銀ゼロ』
銀座一丁目駅から徒歩5分ほど歩いて高速道路を越えた先、銀座らしからぬ静かな暗い小道に暖かな光に照らされた看板が現れます。
カウンター席のみのこぢんまりとしたお店『銀ゼロ』です。
会社帰りの同僚らしき3人組、カップル、女性2人組のお客さん。
それぞれが2~3人で来ています。
みんな知らない人なのに、炭焼き台の火の温もりのせいなのか、なんだか親密な空気感。
席の間隔は近いですが、それぞれが自分の相手の方を見て話に没頭しているので、椅子の距離の割に隣の人は気になりません。
じっくり目の前で炙られる食材を眺めながら、半合400~500円というお手頃価格の日本酒がいただけます。
約30種類と豊富な種類に、少しずついろいろ試したい呑兵衛にうれしいサイズ。
さらにはグラスの下のお皿にまでたっぷりと日本酒を注いでくれます。
これまた呑兵衛の大好物ですね。
日本酒の好みを聞かれて悩んでいると「お値段が高い方からオススメしちゃいますよ~」と茶目っ気たっぷりの接客。
丁寧に好みを聞いてくれるので、あれこれ試しながら好みの1杯を探せます。
料理は日本酒に合うように作られているのか、どれもお酒との相性抜群です。
最近日本酒の美味しさに虜になっている「美味い居酒屋」編集部の宮本です。
このお店は、私がナビゲーターを務めます!
乙女心をくすぐる、フォトジェニックなピンクのポテサラの正体は・・・?
日本酒の種類が豊富と書いたばかりで恐縮ですが、やっぱり乾杯はビール!
炭酸で胃を刺激しつつ、お通しの2つの小鉢『小松菜と油揚げのおひたし』と『かぼちゃのそぼろ餡かけ』をつまみます。
メニュー で真っ先に目についた『ピンクのポテサラ』を注文しました。
現れたポテサラは、思った以上に鮮やかなピンク!
卵はとろ~り半熟。
オレンジの黄身とピンクと白の白身がなんともキュートな、最高にフォトジェニックなポテサラです。
「なんでピンクなんですか?」の質問に、「食べたらわかりますよ」とお店の方。
その言葉通り、一口食べてすぐにわかりました。
ピンクの正体は紅生姜!
細かく刻まれた紅生姜のしゃりっとした食感がアクセントになっています。
乙女心くすぐる見た目とは裏腹に、生姜の酸味と辛味が大人なあじわい。
ビールにも日本酒にも合うおつまみポテサラです。
ちびちび食べながら、お酒が進みます。
パフェのような『生野菜盛り合わせ』に、日本酒と相性抜群な『生牡蠣』
『生野菜の盛り合わせ』は、これまたカラフルな見た目、まるでパフェのよう。
カラフル人参、赤城しぐれ大根、生食用の鈴かぼちゃ、葉玉ネギ、トレビスの色を反転したカステルフランコ、多肉植物のようなグラパラリーフなどなど、聞き慣れぬ野菜が並びます。
野菜ソムリエがチョイスした野菜だそうで、お店の方も「これなんだろう?」と首をかしげるくらい、毎日種類が異なるそうです。
昆布塩、味噌、マヨネーズ、味噌入りの特製バーニャカウダソースをつけていただきます。
バーニゃカウダソースに味噌が加わっていることによって、日本酒にぴったりのおつまみに変身です。
次は、朝築地で仕入れたという岩手県釜石産の立派な『生牡蠣』は、つるんとクリーミー。
牡蠣を迎えた後に日本酒を口に含めば、双方の旨味がたちまち膨らみます。
上に乗っているホースラディッシュですら、牡蠣風味になっていて美味。
下に引いてあるワカメも牡蠣の旨味を吸って、これまたよい酒のつまみになります。
気品溢れる、じっくり炙った『炭焼きの玉ねぎ』
ここでついに炭焼きが登場!
その名も『成井さん家の玉ネギ』です。
生産者へのリスペクトを感じます。
実はこの玉ネギ、ピンクのポテサラが出てきた頃からずっと炭焼き台の上でじっくり皮ごと炙られていたんです。
その光景を見ながら待ちわびていた待望の一品。
期待を裏切らない見事な美しいビジュアルです。
玉ネギは肉厚で甘みが強く、食感を残しながらもトロンとしています。
上にはカラスミがかかっていて、その香りがこれまたかぐわしいのです。
こんなに気品漂う玉ネギがあっただなんて・・・!
カラスミが加わったことによって、日本酒との相性は倍増です。
もうひとつ炭焼きをオーダー。
『うずらの玉子の室蘭焼き』です。
なんとも珍しい、殻ごと焼いたうずらの玉子。
殻ごと食べられるとのことで、そのままパクリ。
殻をむいて食べるはずの玉子をそのまま食べているので、なんだか不思議な感覚です。
殻が薄いので、嫌な感じはなく、パリパリ食感の大人の味。
日本酒をチビチビ飲みながら、目の前の炭焼き台で炙られる食材を眺め、会話を楽しむ。
大人な雰囲気を味わえるお店です!
今回注文した料理一覧
- ピンクのポテサラ(680円)
- 生野菜の盛り合わせ(1,080円)
- 岩手県釜石産生牡蠣(1個 650円)
- 成井さん家の玉ネギ(620円)
- うずらの玉子の室蘭焼き(1本 250円)
このお店の情報
店名 | 銀ゼロ |
---|---|
電話番号 | 050-5594-3945(予約可) |
住所 | 東京都中央区京橋3-4-4 イーストサイドビル1F |
営業時間 | ●月~金 11:30~20:00 |
定休日 | 日・祝日 |
席数 | 23席 (カウンター11席、テラス(テーブル)12席) |
喫煙・禁煙 | 禁煙(加熱式たばこ限定で喫煙可) |
オススメのシチュエーション | 少人数、会社帰り、友人同士 |
ほかのグルメサイトを確認する |
※この情報は2021年1月15日時点での情報です。
営業時間等の情報が最新かどうかは、必ずお店に確認するようにしてください。
さて、銀座駅周辺のオススメ居酒屋特集、いかがでしたか?
銀座駅周辺には隠れ家的な居酒屋がまだまだたくさんありますので、足を運んだ際には、この記事を更新しておきますね。
最後に、今回紹介したお店をもう一度おさらいしておきます。
気になるお店があれば、記事を読み返してくださいね。
今回紹介したお店
各店の場所を地図で確認!
それではまたお会いしましょう。
お相手は「美味い居酒屋」編集部の前田でした。
See You!